元レッド・ホット・チリ・ペッパーズのギタリストであるジョシュ・クリングホッファーはプラーアローン名義でビッグ・シーフの“Not”のカヴァーを公開している。
“Not”は2019年に発表されたビッグ・シーフのアルバム『トゥー・ハンズ』に収録されている楽曲で、多くのミュージシャンから賛辞が寄せられており、ザ・ナショナルのマット・バーニンガーもチャリティ・ライヴでカヴァーしている。
ジョシュ・クリングホッファーは友人がビッグ・シーフの「ザ・レイト・ショウ・ウィズ・スティーヴン・コルベア」のパフォーマンスを見せてくれたことでファンになったと説明している。
「去年、親友の1人が『ザ・レイト・ショウ・ウィズ・スティーヴン・コルベア』でやっている彼らの映像を見せてくれたんだ。『おお』とか『わお』とか、その両方か、何を言ったかは覚えていないんだけど、非常に嬉しい一撃だったよ」とジョシュ・クリングホッファーはビッグ・シーフを初めて知った時のことについて語っている。「数日後に彼と僕でライヴに行ったんだけど、その道すがらで彼らの音楽をさらにかけてくれたんだ」
「20年間で新しいバンドにここまでの愛を感じたことがないことは分かっていたよ。それって悲しく、憂慮すべきことだけどさ……とにかくビッグ・シーフに首ったけになったんだ。1ヶ月後か、その後にサンタ・アナに観に行ったんだけど、新しいバンドに興奮するなんて楽しかったよ」
彼は次のように続けている。「僕はこの曲を7319回聴いて、『a』を『the』に、『bed』を『breath』に代えたんだけど、とにかく僕はこの曲が好きなんだ。彼らの曲はどれも好きだよ。でも、この曲は最初に聴いた曲で、何度もかけてきたからね。全体的に音は低くなっているんだけど、なんだかモノマネをしているみたいで投稿すべきじゃないと思ったんだけどさ。でも、モノマネをしているわけじゃない。これが歌っていて心地いいんだ」
ジョシュ・クリングホッファーは次のように締めくくっている。「もう一度言うけど、僕はこの曲が好きなんだ(オバマ元大統領も好きだと聞いたよ)。このバンドが好きだし、彼らを教えてくれた友人も他の理由を含めて大好きだよ。素晴らしいバンドと素晴らしい友人ということだよね」
昨年12月にレッド・ホット・チリ・ペッパーズはジョン・フルシアンテの復帰とそれに伴うジョシュ・クリングホッファーの脱退を発表している。
ジョシュ・クリングホッファーはバンドからの脱退に際して彼らとの間にわだかまりはないと語っている。
ビッグ・シーフはツアー・クルーを援助するために5曲の未発表デモを発表している。
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