リンキン・パークはデビュー・アルバム『ハイブリッド・セオリー』の20周年を記念して再発することを発表している。
先週、マイク・シノダは『ハイブリッド・セオリー』の20周年に際して何かをやることを匂わせていたが、具体的に何を行うからは明かしていなかった。
彼は『ケラング!』誌に次のように語っていた。。「ファミリーと呼べるたくさんの人たちのために最善のことをやってきたからね。『僕らは何をすべきだと思う? 『ハイブリッド・セオリー』を祝福するいい方法は何だと思う?』と話していてね。そうしたアイディアを実現するために全力を尽くすつもりだよ」
今回、リンキン・パークは10月9日に『ハイブリッド・セオリー』を再発することを発表している。
再発は過去の映像を使用した動画と共に発表されており、複数の形態でリリースされるとのことで、モンスター・ボックスには5枚のCD、3枚のLP、3枚のDVDが収録される。
モンスター・ボックスには80ページのブックレット、ストリート・チーム用の2曲が入ったカセットテープ、リトグラフ、ツアー・パスのレプリカ、チェスター・ベニントンのポスターが同梱される。
「『ハイブリッド・セオリー』がリリースされてから20年が経つことを考えるとものすごいことだよね」とバンドは述べている。「僕らが20年前に始めた壮大な旅を可能にしてくれたファンに感謝している。僕らの音楽をみんなに捧げるよ。もう一度『ハイブリッド・セオリー』をみんなに捧げるんだ」
再発盤には『ハイブリッド・セオリー』期の未発表トラック12曲が収録される。その中から1999年に制作された“She Couldn’t”のデモが公開されている。
先月、リンキン・パークはドナルド・トランプ大統領に“In The End”を使用されたことを受けて使用禁止命令を出している。
ドナルド・トランプ大統領は“In The End”が使われたホワイトハウスのソーシャル・メディア担当のダン・スカヴィノがツイートした映像をシェアしていた。
投稿後数時間でこの映像は削除されており、「このメディアは著作権者の申し立てによって使用できなくなりました」と表示されている。