ワンオートリックス・ポイント・ネヴァーはニュー・アルバム『マジック・ワンオートリックス・ポイント・ネヴァー』が10月30日にリリースされることが決定している。
元々ワンオートリックス・ポイント・ネヴァーというアーティスト名はボストンのラジオ局、「Magic 106.7」の言葉遊びから付けられており、アルバムのタイトルはそのエピソードに由来している。
本作の出発点はリサイクルショップで大量に購入したニューエイジのカセットテープを使ってコラージュ的なものをダニエル・ロパティンが作っていたことで、アルバムはひとつのラジオ局を聴く体験を模したものになっている。
アルバムからは“Cross Talk I”、“Auto & Allo”、“Long Road Home”の3曲が公開されている。
新作のアートワークを手がけたのはダニエル・ロパティンとはノイズ・シーンでの関わりから古くからの友人だったというロバート・ビーティで、テーム・インパラの『カレンツ』やケシャの『レインボー』などのアートワークで知られる彼とワンオートリックス・ポイント・ネヴァーとの共作となっている。
国内盤CDにはボーナストラック“Ambien1”が追加収録され、解説書が封入される。また数量限定でTシャツ付セットの発売も決定している。アナログ盤は、通常のブラック・ヴァイナルに加え、限定フォーマットとしてクリア・イエロー・ヴァイナルと、BIG LOVE限定のクリア・ヴァイナル、さらにBeatink.com限定のクリア・オレンジ・ヴァイナル、そしてカセットテープも発売される。