ノエル・ギャラガーは新人ソングライターのアンドリュー・クシンの新曲“Where’s My Family Gone”に取り組んでいる。
ノエル・ギャラガーはアンドリュー・クシンから初期のデモを送られてきたことを受けて、ジョーディー出身のアンドリュー・クシンの楽曲をプロデュースし、ギターを弾いている。
『NME』に対してアンドリュー・クシンはマネージャーが初期のライヴをマネージャーが撮影して、ノエル・ギャラガーに送ったことで、彼が力を貸してくれることになったと語っている。
ロンドンのレコーディング・スタジオで2人は初めて出会い、“Where’s My Family Gone”をレコーディングしている。
ノエル・ギャラガーとのレコーディング体験についてアンドリュー・クシンは次のように語っている。「ノエルが到着した時、自分はスウィッチが入ってなかったんだけど、握手をして、すぐに会話が始まったんだ。自分の家族だったり、90年代の素晴らしい日々なんかの話をして、すでにくつろがせてくれたんだよ」
「最初のヴォーカルを歌いだして、いくつかのコードを弾いたところで自分が仕事をやり遂げるためにここにいるということが分かったんだ。『とにかくやってみて、彼に印象を残して、然るべきいいものにしよう』と思ったよ」
しかし、アンドリュー・クシンはスタジオに正真正銘のロックの王者がいるところでレコーディングしたことは非現実的な体験だったことも認めている。
「ノエルがミキサーのデスクにいて、次のドラムのサウンドを考えているのを見て、夢じゃないと確かめなきゃならなかった。非現実的な体験だったけど、すごく大切な時間でもあったんだ」
ヴァージンと契約したアンドリュー・クシンだが、音楽業界で成功を収めるために必要なものについて幻想を抱かないようにしてくれたことを明かしている。
「彼は僕らにズルをするなと言ったんだ。この曲によって一晩で人生が変わるとかいう幻想は持つんじゃないってね。そんなことにはないからってさ。時間がかかるだろうけど、サム・フェンダーのようなアーティストのような形でブレイクできることを願っているよ」
「彼は目立たないようにして懸命に働いて曲を書けって言われた。それが僕のすることだね。素晴らしい体験だったよ」
アンドリュー・クシンのWhere’s My Family Gone”は本日10月16日にリリースされている。