ノエル・ギャラガーはU2とのツアーで聴くのを楽しみにしていた楽曲を明かしている。
ボノとノエル・ギャラガーは非常に仲のいいことで知られ、ノエル・ギャラガーは2017年にU2による『ヨシュア・トゥリー』30周年記念ツアーにもサポート・アクトとして参加している。
ノエル・ギャラガーは『Q』誌とのインタヴューの中で、U2の『ヨシュア・トゥリー』30周年記念ツアーを一緒に回っていた際に聴くのを楽しみにしていた彼らの楽曲は何かという質問に答えている。
ノエル・ギャラガーは次のように明かしている。「その日ごとに変わってはいたけど、いつも楽しみだったのは“New Years Day”だね。あのツアーに参加できたのは、とてつもない特権だと思っているよ」
「ボノに、よくみんなが言ってた『ゴンゾ・U2』っていうジャンルの話をしたことがあってね」とノエル・ギャラガーは続けている。「そしたら、彼はその言葉を聞いたことがなかったみたいでね。(ボノの口調を真似ながら)『ゴンゾ・U2って何だ?』って訊かれてね。『いや、そんな変な言葉、特に意味はないよ』って答えたんだけどさ。ボノは『すべてのことに意味があるんだ』っていう感じでね。それで、俺はこう答えたんだ。『“Elevation”には意味がないだろ。『A mole, digging in a hole(モグラが穴を掘る)』という一節なんて、俺の曲にありそうだよな』ってね」
一方、U2のフロントマンであるボノは同じ『Q』誌とのインタヴューの中でノエル・ギャラガーと初めて会った時のことを振り返っている。
「よく覚えてないな。彼の地下にあるアパートかなんかだったと思う。通りも覚えてないよ」とボノは語っている。「でも、連中がキャリアを始めたばかりの頃だった。地下で、話をしたのを覚えている。彼の曲が金に変わっていくのを見るのは、人生でも最大の喜びの一つだったね」
彼は次のように続けている。「次に会った時はサポート・アクトの件について話をしたんだと思う。それで『本当にやるのか?』って彼が言うから『ああ』って答えたら、彼は俺たちにサポート・アクトをやらせることについての話をしてたんだよね。俺があいつを大好きなのはだからだよ。というのも笑わせてくれるんだ。俺にサインもくれたんだよ」