メタリカのロバート・トゥルヒーヨ、ストーン・テンプル・パイロッツのスコット・ウェイランド、ガンズ・アンド・ローゼズのスラッシュの息子たちが結成したバンド、サスペクト208はヴェルヴェット・リヴォルヴァーと比較されたことに反応を示している。
2002年から2008年にわたって活動したヴェルヴェット・リヴォルヴァーはスラッシュを初めとするガンズ・アンド・ローゼズのメンバーとストーン・テンプル・パイロッツのスコット・ウェイランドによって構成されている。
一方、サスペクト208はスコット・ウェイランドの息子であるノア・ウェイランド、ロバート・トゥルヒーヨの息子のタイ・トゥルヒーヨ、スラッシュの息子であるロンドン・ハドソン、ニコ・ツァンガリスで構成されている。
ポッドキャスト『アペタイト・フォー・ディストーション』に出演したサスペクト208はデビュー・シングル“Long Awaited”がヴェルヴェット・リヴォルヴァーを連想させることについて語っている。
「(意図的に)そうしようと思ったわけじゃないんだ」とノア・ウェイランドは応じている。「曲を書いたわけじゃなくて、その場で思いついたんだ。楽器陣のトラックを30秒から1分聴いた時点で止めて、すぐに入って、一人でレコーディングを始めたんだ。そして、やっていく中で別のものを思いつき始めたんだ」
「そういう感じだから、何かのサウンドにしようとしたわけじゃないんだ。僕の声はまったく違う感じになるし、他の大半の曲でもそうだよ。ああいう声は自分の声でも一部だし、あの曲だけなんだよ」
サスペクト208はバンド名の由来についても訊かれている。「208は自分のスタジオの名前なんだ。部屋番号みたいなね。そこで、ノアと僕で曲を作り始めたんだよ」とロンドン・ハドソンは語っている。「ここは聖域で、音楽を作って寝て、丸一日を過ごせるんだ。秘密の場所で、そして、その外側から自分たちに向けられているのは疑いだと思ったんだ」
“Long Awaited”は11月5日にリリースされて以降、YouTubeで80万回以上再生されている。
「再生回数が増えていくのを見て、『大変だ』と思ったんだけどさ」とノア・ウェイランドは語っている。「気にしてなかったんだけど、気にするようになって、でも、悪い曲じゃないことは分かっているからね。驚くことにお気に入りではないほうの曲の一つだったんだけど、でも、いい曲だということは分かっているよ」