マイク・ヴァイオラは最新作『ゴッドマフィン』の日本盤が日本未発表の2018年発表の前作『ジ・アメリカン・エジプト』のボーナス・ディスク付で1月27日にリリースされることが決定している。
最新作『ゴッドマフィン』についてマイク・ヴァイオラは次のように語っている。「『ゴッドマフィン』には、2020年2月から3月にかけて、僕が一人で自宅のスタジオで書き上げ、レコーディングした11曲が収められている。すべての楽曲に共通するテーマは”変化”だ。僕はトッド・ラングレンという樹木から集めた蜜にまみれた手で、ビッグ・スター風のギターを抱え、ウィンドミル奏法を続けてきた。そして、これは、そんな人生を送り、歳を重ねた僕から見た変化であり、そこには僕が今も愛してやまない古き佳きロックの影響が色濃く反映されている」
新作には2020年4月1日に新型コロナウィルスによる合併症で急逝したアダム・シュレシンジャーに捧げた“That Seems Impossible Now”が収録されている。
「僕は去年の12月からアダム(・シュレンジャー)と組んでショウを始めていた。僕はそのショウのために曲を書き下ろして、ライヴで演奏したかった。それで良い曲が数曲できて、2月のショウで歌った。その数週間後にアダムが病気になったんだ。彼が病気になって、とても悲しくってすべてをやめた。でも、悲しいけれども、スタジオに行って録音を再開した。だって、それはアダムが元気だったらやるに違いないことだから。そのときはアダムについての曲は書いていなかった。レコーディングの間は彼が僕と一緒にいてくれると感じていた。でも最後に差し掛かった頃、彼は亡くなってしまった。僕は絶対にレコードを仕上げなくちゃと思った。そして、最後に書いて、最後に録音したのがこの曲なんだ」