THE BANDのRobbie Robertson、Bob Dylanによる出版権の売却について見解を語る

Robbie Robertson

ザ・バンドのロビー・ロバートソンはボブ・ディランがザ・バンドが参加した楽曲も含めて曲の権利を売却したことについて自身の見解を語っている。

ボブ・ディランは自身のバックカタログの音楽出版権をユニバーサル・ミュージック・グループに3億ドル(約315億円)で売却している。売却された楽曲にはザ・バンドに代わってディランの会社が管理していたザ・バンドの楽曲も含まれ、これによりロビー・ロバートソンの意志に反して楽曲が使われる可能性があることを意味している。

新たなインタヴューでロビー・ロバートソンは今回の売却に関して悪い感情はなく、ボブ・ディランの意志を尊重したいと述べている。

「『ミュージック・フロム・ビッグ・ピンク』に収録されている曲の出版権も彼らが持っているけどね。数年でザ・バンドに戻ってくる予定なんだ」とロビー・ロバートソンは米『ローリング・ストーン』誌で語っている。

「『なんてこった。あの人々はなんてことをしてくれたんだ?』とか『どこに行ってしまうんだ?』とかとは少しも考えなかったよ。あの家族の一員だからね。だから、まったく怒らなかったよ。ボブには満足しているよ」

ロビー・ロバートソンはボブ・ディランが売却したことについて「プリンスやトム・ペティのような人々が亡くなって、家族がゴタゴタして、みんながお互いに憎み合うのを見て」そうしたんじゃないかと思っていると語っている。

「まだいる間にそういう面倒を避けておくっていうのは悪いアイディアじゃないよね。今は時代も変わったしね。こうしたことに関しては違った段階に入ったんだよ。昔、1位を取っていた時は出版権を売ることはないだろうし、曲の権利もアルバムのロイヤリティも売らないだろうけどさ。それも変わってしまったんだ」

ボブ・ディランの売却について軋轢がないわけではなく、先月、ボブ・ディランはかつてコラボレーションをしたジャック・レヴィの妻からそのソングライティング・クレジットに見合う報酬を受け取っていないとして訴えられている。

関連NEWS

  1. Bob Dylan

    Bob Dylan、18年振りの新刊『The Philosophy of Modern Song』の日本発売が決定

  2. Bob Dylan

    Bob Dylan、4月に来日公演が決定

  3. Elton John

    Elton John、パーティーの最中にBob Dylanを庭師と勘違いした逸話を明かす

  4. Bob Dylan

    Bob Dylan、映画『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』の新たな海外版トレイラー映像が公開

  5. Bob Dylan

    Bob Dylan、7月19日に行われる配信ライヴ『シャドウ・キングダム』の予告編映像が公開

  6. Garth Hudson

    THE BANDのGarth Hudsonが享年87歳で逝去

  7. Bob Dylan

    Bob Dylan、音楽制作のプロセスについて即興性はまったくないと語る

  8. Bob Dylan

    Bob Dylan、亡くなったLittle RichardとJohn Prineについて語る

  9. Bob Dylan

    Bob Dylan、「Blowin’ In The Wind」を再レコーディングした音源が2億4000万円で落札

  10. Bob DylanとNeil Young

    Bob DylanとNeil Young、25年ぶりにステージで共演

  11. Bob Dylan

    Bob Dylan、最新シングル“I Contain Multitudes”の日本語訳が公開

  12. Bob Dylan

    Bob Dylan、オハイオ州の図書館に48年を経てアルバムが返却された逸話が明らかに

  13. ボブ・ディラン、一言も言葉を発することなくトーク番組に出演

  14. Bob Dylan

    Bob Dylan、ティモシー・シャラメ主演の映画が2025年2月に日本公開されることが決定

  15. 名もなき者

    映画『名もなき者』の監督による日本語訳インタヴュー映像が公開