The SupremesのMary Wilsonが享年76歳で逝去

Mary Wilson

ザ・シュープリームスの結成メンバーであるメアリー・ウィルソンが亡くなった。享年76歳だった。

メアリー・ウィルソンはネバダ州ヘンダーソンの自宅で亡くなったとのことで、彼女の広報担当を長年にわたって務めるジェイ・シュワルツによって発表されている。ジェイ・シュワルツは『ヴァラエティ』誌に彼女の死が突然のものだったと述べている。

メアリー・ウィルソンはダイアナ・ロス、フローレンス・バラードと共にザ・シュープリームスのオリジナル・メンバーで、デトロイトで1959年にザ・プライメッツとして結成された後、1961年にザ・シュープリームスに改名している。メアリー・ウィルソンは1977年に解散するまでメンバーとして在籍していた。

モータウン・レコードの創設者であるベリー・ゴーディ・ジュニアはメアリー・ウィルソンの訃報を聞いて「非常にショックを受けて、悲しんでいる」と述べている。

「ザ・シュープリームスはずっと『モータウンの恋人』として知られてきました」と彼は追悼の意を表している。「メアリーはダイアナ・ロスとフローレンス・バラードと共に1960年代初頭にモータウンにやってきました。前例のない一連のナンバー1・ヒット、テレビ出演、ナイトクラブへのブッキングを経て、彼女たちは自身を初め、他のモータウンのアクトや多くの人々に門戸を開くことになりました」

「ずっとメアリーのことは誇りに思っていました。彼女は自分自身の力でまさにスターとなり、ザ・シュープリームスの栄光を後押ししようと懸命に働き続けてきました。メアリー・ウィルソンは私にとって非常に特別な存在でした。彼女は先駆者であり、ディーヴァであり、深く惜しまれることになるでしょう」

メアリー・ウィルソンは2月6日にYouTubeで公開した動画で、1970年代にプロデューサーのガス・ダッジョンとレコーディングした未発表アルバム『レッド・ホット』を含むソロ音源をリリースすると語っていた。

彼女はキャリアの中で2枚のソロ・アルバムをリリースしており、1979年発表の『メアリー・ウィルソン』と1992年発表の『ウォーク・ザ・ライン』となっている。最後のシングル“Time to Move On”は2015年にリリースされている。

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