エレクトロニック・ミュージックの先駆者であるKlaus Schulzeが享年74歳で逝去

Klaus Schulze

エレクトロニック・ミュージック、アンビエント・ミュージック、テクノに今なお続く影響を与えているドイツ人作曲家のクラウス・シュルツェが亡くなった。享年74歳だった。

クラウス・シュルツェの遺族はソーシャル・メディアで長い闘病の末にクラウス・シュルツェが現地時間4月26日に「突然、予期せず」亡くなったことを発表している。

「音楽的に偉大な功績を遺しただけでなく、彼は妻と2人の息子、4人の孫も遺しました」と声明には記されている。「彼と遺族に代わって、長年にわたる応援と恩義に感謝したいと思います。それは大きな意味があるものでした」

「彼の音楽は生き続けますし、私たちの記憶も生き続けます。人間としてもアーティストとしても書くべきことはまだまだありますが、彼ならそろそろ『もういい』と言うでしょう。お別れは彼の希望通りに近い親族で行われる予定で、みなさんどんな人物だったかは分かっているでしょう。彼の人柄よりも音楽のほうが重要なのです」

1947年にベルリンで生まれたクラウス・シュルツェはタンジェリン・ドリームやアシュ・ラ・テンペルで短期間活動した後に、1970年代にその先駆的なキャリアをスタートさせている。1972年発表の『イルリヒト』は4編で構成され、壊れたオルガンとオーケストラの音源を操作してウォール・オブ・サウンドを作り出すものとなっていた。

その後50年以上にわたってクラウス・シュルツェは多作なキャリアを送り、約50枚のアルバムをリリースしている。1975年発表の『タイムウィンド』、1976年発表の『ムーンドーン』、フランク・ハーバートの小説と同名である1979年発表の『デューン』が最も重要な作品に数えられることが多い。

ツトム・ヤマシタ、アル・ディ・メオラ、スティーヴ・ウィンウッド、マイケル・シュリーヴとの『ゴー』は数多のコラボレーションのうちの一つとなっている。彼はデッド・カン・ダンスのリサ・ジェラルドやアルファヴィルともコラボレーションを行っている。

クラウス・シュルツェは小説『デューン』に影響を受けた最新作『デウス・アラキス』が6月10日にリリースされることが発表されており、リード・シングル“Osiris – Pt. 1”が公開されている。

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