ジョン・レノンは『ジョンの魂』の50周年を記念してリリースされるスーパー・デラックス・エディションより“It’ll Be Me”のジャム音源が公開されている。
ジョン・レノンはファースト・ソロ・アルバム『ジョンの魂』が初のマルチ・フォーマットで2021年4月16日に発売されることが決定している。『ジョンの魂』は1970年12月11日にリリースされた作品で、リンゴ・スターやクラウス・フォアマンなどをバックに制作した初となるソロ・アルバムとなっている。
発売50周年を記念した今回のアルティメイト・コレクションは、新たにリマスター、リミックスされたもので、ステレオ・ミックス、ロウ・スタジオ・レコーディング、アウトテイク、エキストラ、オーディオ・ドキュメンタリーなどが8枚のディスクに収録されたスーパー・デラックス・エディションをはじめ、2CD、1CD、2LP、デジタルのフォーマットでリリースされる。
“It’ll Be Me”のジャム音源はこちらから。
今回の新たな音源として“Mother”の新ミックスも公開されている。
オノ・ヨーコは本作のブックレットで次のように述べている。「プラスティック・オノ・バンドのアルバムでは、ジョンと私は、本当に生で、ベーシックで、正直な現実を、世界中に発信しているという事実が気に入っていました。私たちは、当時は社会的に受容されていなかった、人の脆弱性を尊重することで、他のアーティストたちに影響を与え、彼らに勇気をもたらしました。ザ・ビートルズの一人が“聞いてくれ、僕は人間なんだ。僕は現実に存在するんだ”ということは、革命的なことでした。彼がそうするのは、とても勇気がいることでした」