2012年、RED WARRIORSの木暮”shake”武彦がピンクフロイドを愛する仲間たちに声をかけて結成以来、国内外で高い評価を受けているピンクフロイド・トリビュートバンド「原始神母」が、4月3日(土)川崎 CLUB CITTA’にて、「原始神母 〜PINK FLOYD TRIPS〜 2021『原子心母 / Atom Heart Mother』全曲再現」ライブの開催を発表!
原始神母、今年の第1弾となる本ライブは、昨年『原子心母 / Atom Heart Mother』リリース50周年のタイミングで行う予定だったが、新型コロナウィルスの影響で実現出来なかった『原子心母 / Atom Heart Mother』のトリビュート。ホーンセクションとコーラス隊、チェリストを招いての再現ライブとなる。
このライブに先駆けて、2018年11月23日のCLUB CITTA’での『原子心母 / Atom Heart Mother』のダイジェスト映像が本日公開!
また、多くの方々からの配信の要望を受け、急遽ライブ生配信も決定!
一夜限りの素晴らしい共演を、どうぞお見逃しなく!
木暮”shake”武彦 コメント
1970年発表のピンク・フロイドの4thアルバム『原子心母 / Atom Heart Mother』は、日本では初来日(1971年)時点の最新アルバムということで、日本のフロイドファン第1世代の人たちにとっては特に親しみのあるアルバムだと思う。
アルバムのタイトル曲でもある、1曲目の「Atom Heart Mother」は当時のLPレコードではA面全部の大曲だが、自分にとってもフロイドのトリビュートをやりたいと思ったきっかけの一つはこの曲だった。フロイドのメンバー4人の独自な発想と演奏にプラス前衛音楽家のロン・ギーシンにアレンジを依頼し、大人数のコーラス、ブラス隊、チェロを使った、一つの巨大で幻想的な音の体験。
曲のセクションが変わっていくごとに、次々と現れる魔の世界。ギタリストの自分にとっての驚きは前半に出てくる非常にこもったスライドギターのプレイ。その音は衝撃だった。エレキギターとしてはもっとも地味な音を巨大に、魅惑的に表現するその感性には本当にびっくりしたし、その音を理解した瞬間に新たな表現の可能性の領域が自分の中で広がったと感じた。もう一つは後半に出てくるブルースギターのソロ。それはまるで、吸血鬼が空っぽの館でブルースを弾いているような不思議なブルースだ。それまでのフロイドでは意図的に避けてきたブルースギターをブルースとは全く違う領域で鳴らしたことはのちの『狂気』や『炎』などへとつながり、ピンクフロイド、ギタリストとしてのギルモアの可能性を大きく変えたと思う。そして何よりも素晴らしいのは5分近く続くコーラスパート。
やっぱりこれも吸血鬼のイメージがする。その他にもブラスの大胆なアレンジや効果音、グルーヴィーでアバンギャルドなコーラスパート。どこを取っても異世界であるフロイドの音楽の中でももっとも異世界であり、なおかつ素直に感動的な印象が残る素晴らしい曲なのだ。原始神母は第1回目のライヴからこの曲を演奏してきたが、今回は50周年ということで、コーラス、ブラス隊、チェロのミュージシャンなどを招いて、初めてフルバージョンで演奏する予定です。
そしてB面の美しく、小さな曲の数々も含めて、50周年ということでの全曲再現。この貴重な機会を大好きな人も、まだ知らない人もぜひ体験してください。
木暮”shake”武彦
原始神母 〜PINK FLOYD TRIPS〜 2021
『原子心母 / Atom Heart Mother』全曲再現
▼2021/4/3(土)川崎 CLUB CITTA’
OPEN/START 17:00/18:00
前売 ¥8,500 (税込・指定席・ドリンク代別)
【Supporting Performers】
YOKAN(Cond,Sax)、木幡光邦(Tp)、斎藤幹雄(Tp)
中山浩佑(Tp)、古田儀左ヱ門(Hr) 、若木曜(Hr)
海野貴裕(Hr)、宮内岳太郎(Tb)、小坂武巳 (Tb)
西田幹(B.Tb)、堤拓幸(Tu)
白石圭美(Sop)、鈴木佐江子(Sop)、山本ア子(Alt)
MAKO(Alt)、安西康高(Ten)、山本義人(Ten)
杉江真(Bas)、森道太郎(Bas)、高垣健(Bas)
岡本梨紗子(Vc)
チケット好評発売中!
ぴあ 0570-02-9999 (P:193-661)
eプラス (https://eplus.jp/)
ローソン 0570-084-003 (L:72423)
配信チケット ¥3,500
https://ssl.twitcasting.tv/meow82469875/shopcart/62131
*視聴チケットご購入の方は、番組終了後、1日限りご視聴可能です。
問い合わせ:SMASH https://smash-jpn.com