ピンク・フロイドは『狂気』の50周年デラックス・ボックス・セットがリリースされたことを受けて、ニューヨークのエンパイア・ステート・ビルがライトアップされることが決定している。
ビルにはアルバムのマイルストーンを記念する50周年記念ロゴが映し出されるとのことで、ディスプレイは現地の日の入りと共に始まり、ニューヨーク全市から見ることができるという。
エンパイア・ステート・ビルのライヴカメラからその様子を確認することができる。
https://esbnyc.com/about/live-cam
また、イタリアでは50周年記念ライト・ショーが開催され、ミラノのドゥオモ広場の500平方メートルが虹色の光や白い光線のプリズムで覆われている。
加えて、プラネタリウムで最新のテクノロジーを利用して、『狂気』の42分間に合わせて、太陽系やそれ以降の宇宙の息を呑むほど美しい景色を組み合わせる体験イベント「プラネタリウム・プロジェクト」の開催も発表された。ヴィジュアル制作はピンク・フロイドのクリエイティヴ・コラボレーターを長年務めるヒプノシスのオーブリー・パウエルとNSCクリエイティヴが手掛けるという。
https://www.pinkfloyd.com/tdsotm50/planetarium-shows/
『狂気』についてはデラックス・ボックス・セットのほか、『狂気:ライヴ・アット・ウェンブリー1974』が3月24日に、日本独自企画盤『狂気ー50周年記念SACDマルチ・ハイブリッド・エディション(7インチ紙ジャケット仕様)』が4月19日にリリースされることが決定している。