モーターヘッドのレミー・キルミスターは弾丸に詰められた遺灰が親友に贈られたことが明らかになっている。
レミー・キルミスターは2015年12月に前立腺ガンと心不全のために亡くなっている。享年70歳だった。
MTVの『ヘッドバンガーズ・ボール』の司会だったリキ・ラクトマンは生前、レミー・キルミスターから遺灰を弾丸に入れて、近い親友に渡すよう頼まれたことを明かしている。
リキ・ラクトマンはインスタグラムでレミーの名前が刻まれた弾丸の写真を投稿して、次のように述べている。「生前、レミーは遺灰を弾丸に入れて、親友に手渡すよう頼まれたんだ。今日、弾丸をもらったんだけど、文字通り泣いてしまったよ。ありがとう」
Before his death #Lemmy asked for his ashes to be put in some bullets & handed out to his closest friends Today I received a bullet & was literally brought to tears Thank you @myMotorhead pic.twitter.com/gnI9aWe4iU
— Rev. Riki Rachtman (@RikiRachtman) March 22, 2021
リキ・ラクトマンの投稿を受けて、テニス選手のパット・キャッシュが昨年投稿していた写真も再投稿されている。
パット・キャッシュはこの弾丸がアグリー・キッド・ジョーのウィットフィールド・クレインに贈られたものであることを明かしている。「モーターヘッドのレミーは遺灰を弾丸に入れて親友に渡すよう頼んでいたんだ。昨晩、これはザ・レインボーのレミーズ・バーで食事をしていた時にウィットフィールド・クレインに渡されたものなんだ」
先日、フー・ファイターズのフロントマンであるデイヴ・グロールは“No Son Of Mine”がモーターヘッドのフロントマンであるレミー・キルミスターに捧げた曲であることを明かしている。
「レミーが生きてて聴いてくれたらと思うよ。自分にとって彼がどれだけ影響を与えたか、知ってもらいたかったからね」
モーターヘッドは新たなライヴ作品『ラウダー・ザン・ノイズ……ライヴ・イン・ベルリン』がリリースされることが発表されている。
『ラウダー・ザン・ノイズ……ライヴ・イン・ベルリン』は2012年12月5日にベルリン・ヴェロドロームで「キングス・オブ・ザ・ロード・ツアー」を収録したものとなっている。