モーターヘッドは1976年に収録された幻のアルバム『ザ・マンティコア・テープス』を6月27日に正式リリースすることが決定している。
49年を経てモーターヘッドはバンドとして最初のスタジオ・セッションの音源が公開されるとのことで、「スリー・アミーゴス」ことレミー、ファスト・エディ・クラーク、フィル・テイラーというラインナップによる音源がリリースされる。
アルバムのタイトルはエマーソン・レイク&パーマーがロンドンのフラムに所有していた伝説の「マンティコア・スタジオ」から取られており、そこでレコーディングされた音源に長年モーターヘッドと関わってきたキャメロン・ウェブがカリフォルニアのメイプル・スタジオで修復を施し、ロサンゼルスのボルスキン・ハウスにてアンドリュー・アレケルがマスタリングを担当したという。
『ザ・マンティコア・テープス』から公開された“Motörhead”の音源はこちらから。
『ザ・マンティコア・テープス』はモーターヘッド結成50周年を記念してリリースされるもので、1977年発表の『モーターヘッド』ならびに1979年発表の『オン・パロール』に収録されることになる楽曲の別テイクやインストゥルメンタルなど、11トラックの未公開音源が収録される。
デラックス・エディションには1977年にバーミンガムのバーバレラで収録された未発表ライヴ音源と既発の『ブリッツクリーグ・オン・バーミンガム ’77』も収録される。日本盤には先述の11トラックに1977年にバーミンガムのバーバレラで収録された未発表ライヴ音源が追加収録される。