ガイ・リッチー監督最新作『ジェントルメン』が、5月7日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷他にて全国公開となり、Fワード連発の特別映像を解禁した。
「猫の小便みたいな口臭だ」という紳士が使うにはあまりにも品のないセリフから始まる。
本作で“紳士たち”が発するセリフについて、マリファナ王【ミッキー】を演じたマシュー・マコノヒーは「観客はこう言うだろう。“今、何て言った?”」と、いたずらっぽく笑う。「血が流れるぞジジイ」と罵られ、「流れるのはお前の小便だ」と返すコリン・ファレル演じる【コーチ】のイキなセリフ回しは、無駄な争いを避けようという紳士的な対応と解釈できなくもない。
そして、「クソジジイめ!墓に小便してやる」と言い放つのは、世代交代を狙う若きチャイニーズ・マフィア【ドライ・アイ】を演じたヘンリー・ゴールディング。
ゴールディングは次のように語る。「“F”と“C”が付く言葉を役で言ったのは初めてだ。それも憎悪を込めてね」と明かし、「正直なところ、気持ちがすっきりする」と吐露。続けて、次のようにも明かす。「ガイが“カット”のあと“楽しんだろう?” 僕は“楽しすぎた”と(笑)」。
その他、「こいつはPhuc。発音は“ファ・アック”」のようなギリギリセーフなFワード?や、ゲスな私立探偵【フレッチャー】を演じたヒュー・グラントの「卑猥だな。気に入った」というセリフなど、随所にちりばめられたcolorful language(下品な言葉)の数々。
決して、タイトルに騙されてはいけない!これは紳士の顔した一流の“ワルたち”による騙し合いであり、罵り合いなのだ。
しかし、そんな罵り合いにもどこかユーモアとセンスを感じるのは、ガイ・リッチー監督およびキャストたちが楽しんでいるからに違いない。
ぜひ、このシャレたセリフ回しと、リズミカルなFワードが飛び交う様を楽しんでほしい。
ジェントルメン(邦題)
監督・脚本・製作:ガイ・リッチー
撮影監督:アラン・スチュワート 美術デザイン:ジェンマ・ジャクソン 衣装デザイン:マイケル・ウィルキンソン
2/2編集:ジェームズ・ハーバート、ポール・マクリス 音楽:クリストファー・ベンステッド
出演:マシュー・マコノヒー、チャーリー・ハナム、ヘンリー・ゴールディング、ミシェル・ドッカリー
ジェレミー・ストロング、エディ・マーサン、コリン・ファレル、ヒュー・グラント
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2020年|英・米合作|カラー|スコープサイズ|DCP|5.1ch|113分|字幕翻訳:松崎広幸|原題:THE GENTLEMEN|PG12
配給:キノフィルムズ 提供:木下グループ
公式サイト:https://www.gentlemen-movie.jp
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