オアシスは待望のドキュメンタリー作品『オアシス:ネブワース1996』の公開日が発表されている。
1996年8月に行われたネブワース公演から25周年を記念して公開される『オアシス:ネブワース1996』は未公開のコンサート映像やバックステージ映像、バンドや主催者の追加インタヴューで構成されるものとなっている。
プレス・リリースでは、ジェイク・スコットが監督した本作は「音楽に突き動かされた過去25年で最も象徴的なライヴ・コンサートの一つを、そして記念碑的な週末のファンの体験を歓喜に溢れ、時に感動的な形で祝福します」と評されている。
『オアシス:ネブワース1996』はブラック・ドッグ・フィルムスの制作で、ノエル・ギャラガーとリアム・ギャラガーがエグゼクティヴ・プロデューサーを務めている。
「俺にとってネブワースは90年代のウッドストックなんだ」とリアム・ギャラガーは本作について述べている。「すべては音楽と集まった人々についてなんだ。そんなに覚えているわけじゃないけど、忘れることはないだろうね。聖書のようだったね」
ノエル・ギャラガーは次のように続けている。「“Rock ‘n’ Roll Star”をやってないなんて信じられないね」
『オアシス:ネブワース1996』は9月23日の公開で、ネブワースの初日からちょうど25周年となる8月10日よりチケットが発売される。現時点では日本公開日/チケット発売日共に未定となっている。
公式サイトはこちらから。
https://www.oasisknebworth1996.com
オアシスは1996年8月にハートフォードシャーのネブワース・パークで25万人の観客にライヴを行っている。この2日間の公演はいくつかの記録を打ち立てており、全人口の2%以上がチケットを申し込み、史上最大のチケット需要となっていた。
先日、ノエル・ギャラガーはオアシスのネブワース公演についてはライヴ・アルバムもリリースされるとしている。
今回、アップル・ミュージックのマット・ウィルキンソンとのインタヴューでノエル・ギャラガーは初めて観た時に感動したと語っており、感情的になってしまったことを認めている。
「そう、あれがものすごいんだよ」と彼は語っている。「観てすごく感情的になってしまったよ。サウンドが素晴らしいんだよね。リアムは間違いなくピークで、見た目も服も素晴らしいし、音が最高なんだよ。もちろん、バンドに近いものになっていて、誰とも違う形で楽しめると思うよ」
彼は次のように続けている。「でも、一歩下がって観ていたんだけどさ。『なんてこった。信じられないよ。俺たち、演奏できているんじゃないか』って感じでね。『あのギター、俺が弾いているのか?』と思ったよ。というのもギターについては少し衰えて、今じゃ歌うのとコード弾きしかしないからね。あの夜は燃えていたんだよね」
また、アラン・マッギーは25年後の今もリアム・ギャラガーがネブワースをソールド・アウトできるだろうと語っている。
クリエイション・レコーズでオアシスと契約したアラン・マッギーは次のように語っている。「リアムだったら、できるだろうね。12万5千人くらいだったらさ。彼はよもやオアシスくらいビッグだからね。現時点でリアムは巨大な存在なんだ」
一方、ノエル・ギャラガーがオアシスの再結成について1億ポンドのオファーであればやると語ったのに対してリアム・ギャラガーは自分はタダでもやると語っている。