パーケイ・コーツはニュー・シングル“Walking At A Downtown Pace”が公開されている。
“Walking At A Downtown Pace”は10月22日にラフ・トレードからリリースされる『ア・シンパシー・フォー・ライフ』に収録される。アルバムからはフィジカルのみのシングル“Plant Life”が先日公開されていた。
プライマル・スクリームとピンク・フロイドに影響を受けたという『ア・シンパシー・フォー・ライフ』はロデイド・マクドナルドとジョン・パリッシュがプロデュースを手掛けている。フロントマンのオースティン・ブラウンは新作について「パーティーに影響を受けた」と述べている。
「前作『ワイド・アウェイク』はパーティーでもかけることのできるアルバムだった」とオースティン・ブラウンは説明している。「『ア・シンパシー・フォー・ライフ』はパーティーそのものに影響を受けているんだ」
「トーキング・ヘッズから『スクリーマデリカ』に至るまで素晴らしいロックのレコードにはダンス・ミュージック・カルチャーと混ざり合って誕生したものが数多くある」とオースティン・ブラウンは語っている。「僕らのゴールはそれを自分たちの音楽に取り入れることだった。私生活でも僕らはそれぞれダンス・パーティーに今よりも行っていたわけでね。言ってみれば、パンデミック以前、そこからこのアルバムは生まれたんだ」
新作の制作についてオースティン・ブラウンは次のように語っている。「ほとんどの曲は、長時間の即興演奏を、自分たちで編集して作ったものなんだ。俺たちの最大の資産はバンドそのものだと思う。共に活動して10年経った今、俺たちにとっての最強の楽器はメンバー同士なんだ。パーケイ・コーツの最も純粋な表現は、俺たちが即興で演奏している時だからね」
“Walking At A Downtown Pace”のミュージック・ビデオはニューヨークのストリート・フォトグラファーであるダニエル・アーノルドが監督を務めている。
また、パーケイ・コーツは「ザ・パワー・オブ・イレヴン」という企画も発表されている。アルバムのリリースに合わせて世界各地で行われる11のイベントで、それぞれのイベントでしか手に入らないユニークなグッズを販売する予定となっている。