ロメロ監督幻の映画『アミューズメント・パーク』の日本公開にあたり、ロメロ夫人であり、ジョージ・A・ロメロ財団代表のスザンヌ・ロメロさんから日本のみなさんに向けてコメント動画が届いた。
動画では、この類まれな作品の制作経緯、そして、なぜ幻と化したのかを解説。
そして、「これは実は最もロメロらしい映画なのかもしれません。カットの仕方など彼らしい編集スタイルですし、観た人をどんな気持ちにさせるかもロメロらしいです。」「「不快を感じ、楽しめないように作られた映画もあるのです。」と、ロメロ作品としての貴重な映画であることを話してくれている。
そして、この映画をジョージ・A・ロメロが監督したことは興味深いが、その内容が現在も議論が続くテーマを扱っていることの重要性を話している。
「私たちに問いかけている、議論すべきことです。」「 “映画をエンジョイして”と言いたいですが、みなさんは楽しめないでしょう。」
アミューズメント・パーク
監督:ジョージ・A・ロメロ
出演:リンカーン・マーゼル『マーティン/呪われた吸血少年』
1973年/アメリカ映画/53分/原題:THE AMUSEMENT PARK
キングレコード提供 ビーズインターナショナル配給
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シネマカリテほか10月15日(金)よりロードショー