グラミー賞のトップ、The Weekndが同賞をボイコットしていることについて語る

The Weeknd

グラミー賞を主催するレコーディング・アカデミーのトップはザ・ウィークエンドがグラミー賞をボイコットしていることについて「我々に影響を与えることもなければ気分も害していない」と語っている。

ザ・ウィークエンドは2021年のグラミー賞にアルバム『アフター・アワーズ』関連で一つもノミネートされなかったことを受けて、今後もグラミー賞に作品を提出しないと述べている。

米『ビルボード』誌の新たなインタヴューでレコーディング・アカデミーのCEOであるハーヴェイ・メイソン・ジュニアはザ・ウィークエンドのような反応は「作品から遠ざけてしまう」ことになるのではないかと尋ねられている。「作品から遠ざけてしまうものではないよ。理解できるしね」

「音楽を作る人というのは本来情熱的な人々です。作品というのは彼らの子どもです。でも、彼らが怒ったとしても我々に影響を与えることもなければ気分も害していない。アカデミーやそのプロセスが認知されることは私たちがやりたいと思っている仕事ができるという点で重要です」

アーティストの不満を報道ではなく、直接メールや電話で聞くほうが「いいかもしれない」としつつも、批判に耳を傾けて「より良くするために実行可能な方法を見つける」ことが重要だとハーヴェイ・メイソン・ジュニアは述べている。

「最終的には我々のコミュニティやメンバーが言っているのは、違うやり方を見てみて、新しい方法があり、そっちのほうがいいと思えば、耳を傾けて実行するということです」

3月に開催された2021年のグラミー賞授賞式でハーヴェイ・メイソン・ジュニアは「対立するのではなく、共に動いていきましょう」と語っている。ハーヴェイ・メイソン・ジュニアはビデオ・メッセージで「これまでになく耳を傾けていきます」と述べている。

1ヶ月後、レコーディング・アカデミーは1989年から実施されていた匿名投票委員会を廃止することを発表している。従来、この委員会で会員が選んだノミネート作品を整理し、最終投票に載せるアーティストを決定していた。

2022年のグラミー賞はオリヴィア・ロドリゴ、ビリー・アイリッシュ、ジャスティン・ビーバー、ジョン・バティステらが複数部門でノミネートされている。また、ジェイ・Zはクインシー・ジョーンズを抜いて史上最多ノミネートを獲得しており、今年3つのノミネーションがあったことで総ノミネート数は83となっている。

一方、ドレイクは2022年のグラミー賞で2部門のノミネートを辞退したことが明らかになっている。ドレイクは『サーティファイド・ラヴァー・ボーイ』が最優秀ラップ・アルバム賞に、フューチャーとヤング・サグが参加した“Way 2 Sexy”が最優秀ラップ・パフォーマンス賞にノミネートされていた。

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