2022年に開催される第64回グラミー賞は授賞式の司会を務める人物が明らかになっている。
第64回グラミー賞授賞式は日本時間2022年2月1日にロサンゼルスのステイプルズ・センターで開催されるが、2年連続でコメディアンのトレヴァー・ノアが司会を務める。
「トレヴァー・ノアは第63回グラミー賞授賞式の司会として素晴らしく、音楽コミュニティや音楽ファン、批評家から賞賛されました」とレコーディング・アカデミーのハーヴェイ・メイソンCEOは語っている。「トレヴァー・ノアをグラミーのステージにもう一度迎えられることに興奮していますし、彼がもう一度司会を務めてくれることを幸運に思います。忘れられない一夜になると思っています」
トレヴァー・ノアはCBSの『ディス・モーニング』に出演して、司会を務める心境を語っている。「本当に楽しくて、参加できただけでも幸運だったし、『もしみんなが一緒だったら、どれだけ楽しくなったんだろう?』と思うほど素晴らしい時間を過ごしたんだけど、今回はグラミーが戻ってくるんだ。今回は完全な授賞式として、みんなが集まれることを願うよ。音楽を表彰するのが楽しみだし、司会を務められるのは有り難いよ」
先日、2022年のグラミー賞のノミネーションが発表されて、ビリー・アイリッシュ、ドージャ・キャット、ジャスティン・ビーバー、オリヴィア・ロドリゴ、J・コール、ジョン・バティステらがノミネート数でリードしている。
J・コールは最優秀ラップ・パフォーマンス賞、最優秀メロディック・ラップ・パフォーマンス賞、最優秀ラップ楽曲賞にノミネートされてラップ部門における最多ノミネートとなっている。ジョン・バティステはアメリカーナ・ルーツとR&Bの両部門にノミネートされて、最優秀レコード賞、最優秀アルバム賞にもノミネートされている。
ビリー・アイリッシュは“Happier Than Ever”で最優秀楽曲賞、最優秀レコード賞、『ハピアー・ザン・エヴァ―』で最優秀アルバム賞にノミネートされている。ドージャ・キャットはシザとの“Kiss Me More”で最優秀楽曲賞と最優秀レコード賞にノミネートされ、『プラネット・ハー』が最優秀アルバム賞にノミネートされている。
オリヴィア・ロドリゴは最優秀アルバム賞、最優秀新人賞にノミネートされ、“Drivers License”が最優秀楽曲賞と最優秀レコード賞にノミネートされている。
ジャスティン・ビーバーは“Peaches”で複数のノミネーションを獲得しており、ABBAは“I Still Have Faith In You”が最優秀レコード賞にノミネートされたことで史上初のグラミー賞ノミネートとなっている。
またジェイ・Zはクインシー・ジョーンズを抜いて史上最多ノミネートを獲得しており、今年3つのノミネーションがあったことで総ノミネート数は83となっている。