リーアム・ニーソンが“最強の元狙撃兵”として凶悪な麻薬カルテルと全面抗争を繰り広げる最新作『マークスマン』が1月7日に全国公開となります。今回解禁致しますのは、主演俳優リーアム・ニーソンの超貴重インタビュー映像です。
現在69歳のリーアムは、撮影当時11歳のジェイコブ・ペレスをリスペクト。本作が長編映画デビューとなるジェイコブは麻薬カルテルに命を狙われる孤独なメキシコ人少年ミゲルを演じた。「彼は経験が少ないが、表情が実にすばらしかった。瞳の奥に悲しみが宿っている。年齢に合わない経験を積んでいるように感じる。ジェイコブから多くのことを学んだよ。彼の意識がすばらしい。非常に感傷的なシーンに挑む時でも、落ち着き払っていた。実にありのまま演じていて演技してないかのようだった」と天才子役だったと太鼓判を押す。
リーアムは長いキャリアの中でジェームズ・キャグニーによる「部屋に入ったら役に没入しありのまま話せ」、ロバート・デュヴァルによる「演技とは聞くこと」という格言を胸に演技を続けているという。しかし天才子役ジェイコブに刺激を受けた結果「その経験を離れて、ただ彼の声に耳を傾けた。セリフがない場面も多かったから、なおさら言葉に集中した」とメソッドを変えて今作に臨んだという。
アクション映画への出演が近年際立つリーアムが今回演じたのは、元凄腕狙撃兵のジム。戦争の英雄である一方、心に傷を抱えるナイーヴな男でもある。役作りについては「ただひたすらたくさん本を読んだ。戦争体験と向き合っている退役軍人の話だよ。忘れられた戦争である朝鮮戦争やベトナム戦争の軍人だ。有名なアメリカの狙撃手の話もいくつか読んでみたんだ。ベトナム戦争に参加した人だ。読んで感銘を受けた」と戦争に従事した人たちに関する書物を通してリアルなイメージを膨らませた。
監督のロバート・ロレンツは、長年にわたってクリント・イーストウッド監督作品に携わった弟子、として知られている。それだけに「脚本を読んでクリントが1980年代初期に撮りそうな映画だと感じたよ。ロバートの撮影スタンスもクリントに似ていた。とても落ち着いていて物静かだ。撮影中に重圧を感じなかった。クリントが監督の時もそうだ」とイーストウッドマインドを感じながらの撮影となったようだ。
マークスマン
1月7日(金)、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
配給:キノフィルムズ
監督:ロバート・ロレンツ
出演:リーアム・ニーソン、キャサリン・ウィニック、フアン・パブロ・ラバ、ジェイコブ・ペレス
2021年/アメリカ/英語・スペイン語/108分/カラー/スコープ/5.1ch/
原題:THE MARKSMAN/G/
字幕翻訳:高山舞子
提供:木下グループ
配給:キノフィルムズ
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