ナヴォット・パプシャド監督作『ガンパウダー・ミルクシェイク』が、3月18日(金)より全国公開、本作のメインキャストであり強烈キャラを演じているカレン・ギラン、レナ・へディ、カーラ・グギーノ、アンジェラ・バセット、ミシェル・ヨーによる堪忍袋の緒が切れたド迫力銃撃戦&肉弾戦シーンを解禁します。
死闘の舞台は、歴史を感じさせる厳かな図書館。ところが図書館とは表向きの顔で、実は名うての殺し屋だった3人の女性図書館員が運営する犯罪者御用達の武器庫なのだ。そんな女たちの聖域に逃げ込んだサム(カレン・ギラン)と8歳の少女エミリー(クロエ・コールマン)は、サムの母スカーレット(レナ・へディ)、女性図書館員のアナ・メイ(アンジェラ・バセット)、マデリン(カーラ・グギーノ)、フローレンス(ミシェル・ヨー)の助けを借りて、追手の悪党どもとの死闘に身を投じていく。
まずはマデリン。ワンボックスカーにエミリーを避難させて、ジャニス・ジョプリンによる名曲『心のカケラ』をヘッドフォンで聴かせる。これから起こる阿鼻叫喚の音から、いたいけな少女エミリーを守るために。そして迫りくる殺し屋たちにサンルーフからガトリング砲を乱射。キラキラした大量の空の薬莢が雨あられとエミリーの頭上に降り注ぐ。
サムとスカーレットは、母娘コンビで追手たちと至近距離で対峙。サムはトンファー、スカーレットは銃剣を武器に、屈強な男たちを次々となぎ倒していく。一方、アジア最強のアクション女優ミシェル・ヨー扮するフローレンスは、まるで“スケバン”かのように鋼鉄チェーンと拳でファイト。そしてアナ・メイは『オールド・ボーイ』(03)を彷彿とさせる二丁トンカチで敵を血祭りにあげる。
この図書館の総力戦シーンについてナヴォット・パプシャド監督は「オペラ的にしたかったので、各キャラクターの性格に合った、それぞれに異なる見せ場を作った。様々なファイティング・スタイルを一体化させる必要があったので、各シークエンスがうまくシンクロするように編集を工夫した」とこだわりを明かしている。
「女がどんなにタフだか教えてあげる」。ブチ切れた女たちの死闘の背景に流れる『心のカケラ』は、さながら“女たちの挽歌”のようだ。
ガンパウダー・ミルクシェイク
監督・脚本:ナヴォット・パプシャド
出演:カレン・ギラン、レナ・ヘディ、カーラ・グギーノ、クロエ・コールマン、アダム・ナガイティス、ミシェル・ヨー、アンジェラ・バセット、ポール・ジアマッティ
2021年|フランス・ドイツ・アメリカ合作|英語|カラー|スコープサイズ|DCP|114分|原題:Gunpowder Milkshake|PG12
配給:キノフィルムズ 提供:木下グループ © 2021 Studiocanal SAS All Rights Reserved.
公式サイト:https://www.GPMS-movie.jp
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