リンキン・パークのチェスター・ベニントンがかつて10代の頃にフロントマンを務めていたバンドであるグレイ・デイズは“Saturation (Strange Love)”がミュージック・ビデオと共に公開されている。
“Saturation (Strange Love)”は6月17日にリリースされるグレイ・デイズの新たなアルバム『ザ・フェニックス』に収録される。
『ザ・フェニックス』にはジェーンズ・アディクションのデイヴ・ナヴァロ、フィルターのリチャード・パトリック、そしてチェスターの娘であるリリー&ライラ・ベニントンが参加しており、前作『アメンズ』を手掛けたプロデューサーのエスジェイ・ジョーンズと再びタッグを組んで、ロサンゼルスのサンセット・サウンド・スタジオでレコーディングされている。
“Saturation (Strange Love)”のミュージック・ビデオはこちらから。
“Saturation (Strange Love)”についてメンバーのショーン・ダウデルは次のように語っている。「この曲はチェスターの核心に迫るものだから、多くの人を驚かせることになるだろうね。彼の魅力のひとつは、キーに合わせた独特の叫び声だ……この曲は、その叫び声のすべてを思い出させてくれる。彼の怒りと生の感情を感じることができるんだ」
彼は次のように続けている。「新しいアルバムの『ザ・フェニックス』は、友人とチェスターの才能、そして音楽を祝福するものなんだ。チェスターの怒りとエネルギーが表現され、人々はそれに魅了された。今回はよりアグレッシヴになっている。チェスターのスクリームが好きな人なら、このレコードを気に入るはずだ」
「ファースト・シングルでオープニングの“Saturation (Strange Love)”が証明しているように、これは魂の再生なんだ。チェスターのスクリームはハードなディストーションの上で情熱とパワーをもって鳴り響いている。チェスターのルーツと核心に迫る楽曲だ。初期のチェスターの怒りが伝わってくる。リリックは比喩的で、他人の命よりも名声やお金を重視するナルシストなリーダーの話を書いているんだ。このアルバムにはアリス・イン・チェインズ、パール・ジャム、ジェーンズ・アディクション、>レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、グランジなど、俺達が影響を受けたすべての要素が含まれてチェスターのエネルギーと混ざり合っている」