ホット・チップは来たるニュー・アルバムより新曲“Eleanor”の音源が公開されている。
“Eleanor”は8月19日にリリースされる通算8作目のアルバム『フリークアウト/リリース』から公開された最新の楽曲となっている。
「世界が自分にぶつかってくること、波がぶつかってくること、あらゆる痛み、それでも歩いていかなければならないことについての曲なんだ」とアレクシス・テイラーは説明している。
「ヴァースでは家族が意志に反して別れてしまった時の別離について歌っている。あと、サミュエル・ベケットがアンドレ・ザ・ジャイアントを学校まで車に乗せていたことについても触れている。サミュエル・ベケットはアンドレ・ザ・ジャイアントの知性から多くのことを学んだんだ」
“Eleanor”の音源はこちらから。
ホット・チップのアルバムは2019年発表の『ア・バス・フル・オブ・エクスタシー』以来となり、新作からは“Down”とそのリミックスも公開されている。
新作はセットリストの定番となっているビースティ・ボーイズの“Sabotage”のカヴァーがそのインスピレーションになったという。「良い意味でコントロールが効かないという考え方が常にダンスミュージックには存在する」とアル・ドイルは語っている。「僕たちが再び集まることができたときには、蛇口をひねって、たくさんのアイデアをすぐに流し込むことができる状態にあった」とアレクシス・テイラーは続けている。
歌詞のテーマとしてジョー・ゴダードは次のように語っている。「今僕らは、人々がさまざまな方法で自分の人生をコントロールできなくなっていると感じやすい時代を生きている。これらの楽曲には暗闇が流れているんだ」