マニック・ストリート・プリーチャーズは『ノウ・ユア・エネミー』のリイシュー盤の詳細を発表している。
『ノウ・ユア・エネミー』のリイシュー盤は9月9日にリリースされる。日本盤は完全生産限定盤(3CD)と通常盤(2CD)の2形態でリリースされる。
完全生産限定盤ではアルバムがメンバーが当初望んでいた形でアルバムが真の姿に生まれ変わっており、収録曲がリミックスなどと共にディスク1『ドア・トゥ・ザ・リヴァー』とディスク2『ソリダリティ』に分けて収録され、ディスク3には未発表デモ音源が収録される。
アルバムリリースに先駆け、収録曲で今回初出となる楽曲“Rosebud”が配信されており、ミュージック・ビデオも公開されている。
プレス・リリースには次のように記されている。「レコーディング・セッションの中で3人は怖気づいて、相反するアルバムを並んで1枚のアルバムに収録することに落ち着きました」
「『ノウ・ユア・エネミー』のアニヴァーサリー・エディションをまとめるにあたって過去の音源を探っていたところ、ニッキー・ワイアーはレコーディング中にスタジオで作った『ドア・トゥ・ザ・リヴァー』と『ソリダリティ』のオリジナル・テープを発見しました。それを再現するというアイディアを出されると、ジェームス・ディーン・ブラッドフィールドは長年のスタジオ・パートナーであるデイヴ・エリンガとリミックスすることを条件に同意しました」
「新しいミックスはそれぞれのアルバムに明確さを与えることになりました。『ソリダリティ』の曲からは余計なスタジオ・エフェクトやデジタル・ノイズが取り除かれ、『ドア・トゥ・ザ・リヴァー』の曲からは不必要なオーケストレーションや装飾が削ぎ落とされることになったのです」
2形態共に海外ライナーノーツの対訳、長年のコラボレーターであるMitch Ikedaの写真が掲載され、日本盤CDには2009年に日本のみで、生産限定リリースされた同作の紙ジャケット盤に収録されていたライヴ・トラック4曲が、ボーナス・トラックとして復刻収録される。