Manic Street Preachers、『Gold Against the Soul』の再発盤の詳細を発表

マニック・ストリート・プリーチャーズは1993年発表のアルバム『ゴールド・アゲインスト・ザ・ソウル』の詳細を発表している。

『ゴールド・アゲインスト・ザ・ソウル』は1992年発表のデビュー作『ジェネレーション・テロリスト』に続くアルバムで、“From Despair To Where”、“Roses In The Hospital”、“La Tristesse Durera”、“Life Becoming A Landslide”といったシングルが収録されている。

マニック・ストリート・プリーチャーズは“La Tristesse Durera (Scream To A Sigh)”のケミカル・ブラザーズによるリミックスと“Roses In The Hospital”のアシュリー・ビードルによるリミックスを収録した12インチがレコード・ストア・デイにリリースすることが決定しており、『ゴールド・アゲインスト・ザ・ソウル』の再発盤は6月12日にリリースされる。

「家を片付けてアーカイヴを見たり、スタジオを移転したら、永遠になくなってしまったと思っていたたくさんのスタッフを見つけたんだ」とニッキー・ワイアーは『NME』に語っている。

「素晴らしい一連のデモがあったんだけど、最終的にアルバムになったものの混沌としたバージョンがあることが分かったんだ。それと、これまで見たことのないMITCH IKEDAの写真も大量に見つかったんだよ」

アルバムについてニッキー・ワイアーは次のように語っている。「奇妙で面白いアルバムだよね。僕らの最高のアルバムではない。だけど、掘り下げる価値のアルバムなんだよ。僕らに誤解されて、愛されてこなかったアルバムなんだ。ジェームス(・ディーン・ブラッドフィールド)もショーン(・ムーア)も僕も一番好きなアルバムではない。けれど、僕らのファンには変わったつながりがあるんだよ」

「間違いなくジェームスの最高のギター・ソロがいくつかあるし、シングルも素晴らしいし、セカンド・アルバムの名作だと思うよ。素晴らしい庭園にあるスタジオに8週間もいたんだ。いくらかかったかは神のみぞ知るだね。僕ら4人でスタジオにいて、ずっとポーカーをやっていたたくさんの思い出を呼び起こしてくれるんだ」

「ジェームスの部屋には幽霊がいて、毎晩、何かがやってきて電気とテレビをつけていくんだ。僕らは信じずに彼をからかっていたよ」

アルバムはそのグラム・ロック的サウンドでファンからは賛否両論の対象となっている。

「向かっている方向が分からなかったんだよ」とニッキー・ワイアーは『NME』に語っている。「特にアメリカン・ロックの方向に向かっていたように感じるね。『ホーリー・バイブル』はすべてブリティッシュとニュー・ウェーヴの影響だからね。『ゴールド・アゲインスト・ザ・ソウル』はアリス・イン・チェインズとレッド・ホット・チリ・ペッパーズだよね。その頃はフリーになりたかったんだ」

「当時、ジェームスはメロディーの奴隷となっていた。彼はクイーン期だよね。当時のマネージャーだったフィリップ・ホールが“La Tristesse Durera”はフレディ・マーキュリーが歌っているのを想像できると言っていたのを覚えているよ。彼の声はパワフルだからね」

6月にリリースされる再発盤にはBサイドや未発表デモといったお宝音源が収録されることをニッキー・ワイアーは約束している。

「Bサイド曲だった“Comfort Comes”が『ホーリー・バイブル』への架け橋となったんだ。ただ、面白いことにタイトル曲“Gold Against The Soul”のデモもすごく『ホーリー・バイブル』的なんだけどね」とニッキー・ワイアーは語っている。「シンプル・マインズを真似たギターが入っていてね。デモを発見してジェームスに聴かせたら驚いていたよ。後のポスト・パンクのアイディアに合うようなものだったからね」

彼は次のように続けている。「ケミカル・ブラザーズがダスト・ブラザーズ名義で活動していた頃の素晴らしいリミックスもある。“La Tristesse Durera”のリミックスはクラブ・ヒットになったんだ。変な話だろ? あれはジェームスが彼らがDJをやっていたザ・ソーシャルに通っていたからできたんだ。そこでも嬉しい誤算があったんだよ」

しかし、ニッキー・ワイアーは『ホーリー・バイブル』や『エヴリシング・マスト・ゴー』、『ディス・イズ・マイ・トゥルース・テル・ミー・ユアーズ』の時のようにアルバム再現ツアーは行わないと『NME』に語っている。

「ここ数週間で曲を覚えたから、フェスティバルで演奏するかもしれないね」とニッキー・ワイアーは『NME』に語っている。「『ゴールド・アゲインスト・ザ・ソウル』のツアーはないよ。正直、ジェームスはソロ・アルバムが出るし、夏には公演もあるしね。次の夏にマニック・ストリート・プリーチャーズのアルバムを出せればと思うよ」

『ゴールド・アゲインスト・ザ・ソウル』の再発盤には120ページに及ぶA4のブックレットが同梱され、バンドの長年のコラボレーターであるMITCH IKEDAの未発表写真が掲載され、ニッキー・ワイアーが注釈をつけており、バンドのアーカイヴスから手書きの歌詞も掲載される。

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