最高傑作『ホワイト・アルバム』を生んだインド滞在期のビートルズと共に過ごしたポール・サルツマン監督によるドキュメンタリー『ミーティング・ザ・ビートルズ・イン・インド』、「実に思い出深いのは、彼とバンガローの屋根からガンジス川に見入ったことだ」と回想するのはジャーナリストのルイス・ラファム。ザ・ビートルズを取材する過程で目撃したポールの“あるまじき行為”とは!? ポールの素顔に迫る場面写真を3点解禁した。
9月23日(金・祝)の初日を迎え、熱烈なザ・ビートルズファンが集結、全国の劇場で物販のグッズ完売が相次ぎ、商品の追加発注が殺到している。特に多くの劇場で限定版ポスターが完売したため、急遽増刷が決定した。パンフレットの購買率も高く、「パンフレットの先生の文章素晴らしい」「読み応え十分」と満足度が高い。
SNSでは熱いコメントで溢れ、「ビートルズを巡るインドへ聖地巡礼しているような気持ちになりました」「胸がいっぱいになる瞬間が何度となくあり、涙が溢れてしまった」と感動の声が続出、大画面で初めて紹介される貴重な映像やエピソードに、「Saltzman(監督)の誠実な人柄があってこその貴重な写真の数々なんだと、ひたすらに感謝感謝で見ました」「彼とビートルズとの奇跡の8日間は、瞑想を絡め人間としてとても素晴らしい日々で、そのストーリーに魅せられ、癒され、感激もした。サルツマン監督には感謝しかない」「感慨深い作品」「興味深い事実に目が離せない」など驚愕の声が続く。「50年経って当時を知る人の証言が聞けるのが貴重!」「ファンには堪らない」「マニア度が爆上げになる内容てんこ盛り」とファン必見作だと太鼓判押す声も多々あった。
1968年、サタデー・イブニング・ポスト誌の編集者に「次はどこへ行きたいか」と問われたジャーナリストのルイス・ラファムは、ベトナムと答えたという。その申し出に編集者は「違うね。行くならリシケシュだ。行ってビートルズを取材するか。彼らが何をしているか探ってくれ」と指示をした。「あの頃のビートルズは、恐らく、世界中の誰よりも有名だったろう。誰もが虜だった。音楽だけでなく、人柄にも夢中だったんだ」と、人気絶頂の真っ只中にいたザ・ビートルズに会うためにインドへと向かった。
インド訪問のきっかけを作ったジョージは瞑想とシタールの練習に夢中、ジョンは開放感の中で創作を楽しんでいた。カメラを片手に動画を撮影していたリンゴだが、“虫が苦手”だから僅か8日間でインドを離れた。メンバーがそれぞれの時間を過ごす中で、最も話す機会が多かったのはポール・マッカートニーだった。
ポールの印象について、「ユーモアがあって好きだった。それに煙草も吸っていた。アシュラムではあるまじき行為だったがね」と、聖なる地でも自分のペースで時を過ごしていたという。そして、「実に思い出深いのは、彼とバンガローの屋根からガンジス川に見入ったことだ」と、アシュラムからみた悠久なる川の流れは今も心に焼き付いているという。
今回、インド滞在中のポールが見せた素顔に迫る場面写真3点が解禁となった。白衣に身を包んだポールが歓迎のレイをかけられている姿、ギターを弾きながらカメラ目線を送るポール、そしてティーカップを手にしたインドでのお食事タイムの一コマとなっている。
「バック・イン・ザ・U.S.S.R.」、「オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ」、「ロッキー・ラックーン」、「マザー・ネイチャーズ・サン」、「アイ・ウィル」など、ホワイト・アルバムに収められた名曲を作ったポール・マッカートニーの創作の秘訣は、どこまでもマイペースに時を過ごすことだったのかも知れない。
インド滞在期のザ・ビートルズの素顔に迫る『ミーティング・ザ・ビートルズ・イン・インド』は、大ヒット上映中!
ミーティング・ザ・ビートルズ・イン・インド
監督・脚本・製作:ポール・サルツマン ナレーション:モーガン・フリーマン 製作総指揮:デヴィッド・リンチ
出演:デヴィッド・リンチ、パティ・ボイド、ジェニー・ボイド、マーク・ルイソン、ルイス・ラファム、ローレンス・ローゼンタール、リッキ・クック、ハリプラサード・チョウラシア、デヴィアニ・サルツマン
2020 年/カナダ/英語/79 分/カラー/1.78:1/5.1ch
原題:Meeting The Beatles in India 字幕:大西公子 字幕監修:藤本国彦 配給:ミモザフィルムズ
©B6B-IIFILMSINC.2020.Allrightsreserved
【公式サイト】 http://mimosafilms.com/beatles/