NOFXのファット・マイクは世界初のパンク・ロック・ミュージアムをラスベガスにオープンさせることが明らかになっている。
『スピン』誌の報道によれば、12,000平方メートルのスペースは2023年1月13日にオープン予定で、既にブロンディのデボラ・ハリー、SUM 41、ライズ・アゲインスト、ディーヴォからの品々を購入しているという。
ファット・マイクは声明でパンクの様々な方向性を横断して、あらゆる人を対象とする包括的なものにしたいと語っている。「インドネシアからも来てもらって、自分の国のバンドのフライヤーが壁に貼られているのを見てもらいたいのです」
「どれだけ誇りに思ってもらえるか分かると思います。世界中のパンク・バンドにいる人々にそうした機会を持ってもらえたらと思うのです」
ミュージアムの入館ポリシーについて彼は次のように続けている。「パンク・バンドにいるのであれば、入場できる。簡単なことだよ」
ファット・マイクは「パンク・ロックの教会」を作りたいと述べており、フー・ファイターズのパット・スメア、トニー・ホーク、ワープト・ツアーの創始者であるケヴィン・ライマン、バッド・レリジョンのブレット・ガーヴィッツをこのプロジェクトの出資者として挙げている。
パンク・ロック・ミュージアムのウェブサイトはこちらから。
https://www.thepunkrockmuseum.com/
同じく出資者であるフュエルド・バイ・ラーメンの共同創業者であるヴィニー・フィオレロは次のように述べている。「これはパンク・ロックへのラヴレターなんだ。こうした形態の音楽に様々な人々が共通の情熱を持っていることを示したいんだ」
NOFXは昨年2月にリリースされた『シングル・アルバム』に続いて12月2日に『ダブル・アルバム』をリリースすることを発表している。先日、NOFXは2023年に解散する可能性を示唆しており、この『ダブル・アルバム』は最後のリリースになる可能性がある。