テイラー・スウィフトは最新作『ミッドナイツ』で全米アルバム・チャートで11作目となる1位を獲得している。
10月21日にリリースされた最新作『ミッドナイツ』は157万8000枚のセールスで、約7年ぶりとなる初週セールスを記録している。この数字は初週で300万枚以上を売り上げたアデルが2015年に発表した『25』以来の最多セールスとなっている。
また、今回1位を獲得したことで、バーブラ・ストライサンドと同数で全米アルバム・チャートで最も1位を獲得した女性アーティストにもなっている。10作以上で1位を獲得しているのはテイラー・スウィフトとバーブラ・ストライサンドに加えて、ドレイク、ザ・ビートルズ、ジェイ・Z、ブルース・スプリングスティーンのみとなっている。
米『ビルボード』誌によれば、『ミッドナイツ』は既に今年全米で最も売れたアルバムとなっていて、またアナログ盤としてのセールスは過去最多となっている。
アルバムは4つの異なるジャケットでリリースされており、合わせると1枚の絵が完成する形になっていて、これが初週のセールスに影響を与えた可能性も指摘されている。アルバムは7曲を追加した午前3時バージョンも公開されている。
テイラー・スウィフトは最新作『ミッドナイツ』でいくつかの新記録を樹立しており、スポティファイでは1日で最もストリーミングされたアルバムとなっている。アップル・ミュージックではリリース初日に史上最もストリーミングされたポップ・アルバムとなっており、アマゾン・ミュージックでも全世界でリリース初日に最もストリーミングされたアルバムになっている。
全英チャートでは『ミッドナイツ』と“Anti-Hero”がそれぞれアルバム・チャートとシングル・チャートで同時に1位を獲得している。