ジャスティン・ビーバーは許可なく自身の写真を使った商品を販売しているとしてアパレル大手のH&Mを批判している。
ジャスティン・ビーバーは12月19日にインスタグラムのストーリーで「H&Mで出ているマーチャンダイズのコレクションには許可を出していない」と述べている。彼は「一切の許可や許諾なく」商品が販売されているとして「僕が君だったら買うことはない」と続けている。「僕を使って作ったH&Mのマーチャンダイズはゴミだ。許可を出していない。買わないでくれ」
商品はジャスティン・ビーバーの写真を使ったシャツ、トートバッグ、パーカー、“Ghost”の歌詞が使われた携帯ケースといったラインナップとなっている。ジャスティン・ビーバーはファンが投稿した写真にコメントもしており、「このマーチャンダイズに僕が許可を出していないことを知ったら……呆れるよ」と述べている。
H&Mの担当者は米『ビルボード』誌に次のように述べている。「他のライセンス商品や提携関係と同様に、H&Mは適切な承認手続きを踏んでいます」H&Mはこれまでも多くのアーティストと正式なコラボレーションを行ってきており、ビリー・アイリッシュは2020年に商品を発表している。
しかし、H&Mを非難したのはジャスティン・ビーバーだけでなく、かつて正式コレクションを発表していたザ・ウィークエンドとGイージーは2018年にプロモーションで人種差別を示唆する画像を使われたことで提携関係を打ち切っている。
一方、ジャスティン・ビーバーは健康上の問題から『ジャスティス』を引っさげたワールド・ツアーを延期することを発表している。今年、ジャスティス・ビーバーは顔の右半分が麻痺することになったラムゼイ・ハント症候群を体験している。