ブラック・サバスのベーシストであるギーザー・バトラーは肺炎になったことが妻によって明らかになっている。
現地時間12月25日、インスタグラムで妻のグロリア・バトラーは2日間の検査を経て、インフルエンザ、新型コロナウイルス、連鎖球菌、扁桃炎の検査は陰性だった後、肺炎だったことが明らかになったと説明している。「私は『彼は悩みの種という点では陽性ね』と言いました。医師に通って2日目、彼は肺炎と言われました。悩みの種ではあり続けていますが、そんなことを思ってしまったことに罪悪感を感じています」
ギーザー・バトラー本人は病気について言及していないものの、インスタグラムにクリスマスのメッセージは投稿していた。
ギーザー・バトラーは2017年のブラック・サバス解散後、表立った活動は控えていたが、今年3月、アポカリプティカと共演したシングル“I’ll Get Through It”がリリースされている。彼はロサンゼルスで行われたテイラー・ホーキンスの追悼コンサートにも出演して、フー・ファイターズのメンバー、ラーズ・ウルリッヒ、セバスチャン・バックらと“Supernaut”と“Paranoid”を演奏している。
ブラック・サバスはバーミンガムで行われた英連邦競技大会の閉会式で共演が実現しているが、ギーザー・バトラーは参加していなかった。ギーザー・バトラーが参加しなかった理由についてトニー・アイオミは次のように説明している。「新型コロナウイルスで調子がよくなかったから、来たくなかったんだと思うよ。彼は休暇でケニアやイタリアに行っていたんだけど、ボートで事故があって、3週間前に肋骨を怪我したんだ。だから、演奏しに来るほど元気じゃなかったんだ」