De La Soul、2023年3月より初期6作の音源がストリーミングで配信されることが決定

De La Soul

デ・ラ・ソウルは最初の6枚のアルバムが2023年3月3日よりストリーミング・サービスで配信されることが決定している。

これはデビュー・アルバム『スリー・フィート・ハイ・アンド・ライジング』 のリリースから34周年となるタイミングで、1991年発表の『デ・ラ・ソウル・イズ・デッド』、1993年発表の『バルーン・マインド・ステイト』、1996年発表の『ステークス・イズ・ハイ』、2000年発表の『アート・オフィシャル・インテリジェンス(モザイク・サンプ)』、2001年発表の『アート・オフィシャル・インテリジェンス(バイオニクス)』も配信される。

デ・ラ・ソウルはこれまで最近の3作『ザ・グラインド・デイト』、『ファースト・サーヴ』、『アンド・ジ・アノニマス・ノーバディ』のみがストリーミング・サービスで配信されていた。

デ・ラ・ソウルはレーベルのワーナー・ミュージックがデジタル・リリースにあたってサンプリングの権利をクリアにしようとしなかったため、ストリーミング・サービスでは配信されてこなかった。初期の作品で使われていたサンプリングはフィジカル・メディアでのリリース時のみクリアになっていた。

その後、2017年にデ・ラ・ソウルのカタログはトミー・ボーイ・レコーズによって購入され、2019年にはもうすぐストリーミング・サービスでリリースされると発表されていたが、トミー・ボーイがレザヴォア・メディアによって1億ドルで買収される2021年までロイヤリティを巡る確執が続いていた。

その数ヶ月後、ラッパーのタリブ・クウェリはインスタグラムで「最悪の形で音楽業界に利用されてきた年月の末に」デ・ラ・ソウル自身がマスター音源の権利を所有することになったと明かしている。

ポス、トゥルーゴイ、メイスの3人のメンバーは今回の発表を受けてインスタグラムで「デ・ラ・ソウルがやってここに」と述べている。

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