System Of A DownのJohn Dolmayan、2006年時点でSerj Tankianを別のシンガーに代えるべきだった語る

System Of A Down

システム・オブ・ア・ダウンのドラマーであるジョン・ドルマヤンは2006年にヴォーカリストのサージ・タンキアンを代えるべきだったと語っている。

システム・オブ・ア・ダウンが最後にリリースしたアルバムは2005年発表の『ヒプノタイズ』で、2006年からは4年にわたって活動を休止していた。

システム・オブ・ア・ダウンは2010年に再結成して、散発的にツアーを行っている。バンドは2020年に“Protect The Land”、“Genocidal Humanoidz”という2曲のチャリティ・シングルをリリースしているが、フル・アルバムはリリースしていない。

2021年にサージ・タンキアンは『ヒプノタイズ』に続くシステム・オブ・ア・ダウンのアルバムには取り組み始めたものの「哲学的な面での進め方」が一致せず、プロジェクトが中止されたと語っている。代わりにサージ・タンキアンはEP『イラスティシティ』をリリースしている。

今回、新たなインタヴューでジョン・ドルマヤンは「サージは長い間、バンドに在籍したいと思っていなかった」と語っている。

『バトルライン』のポッドキャストに出演したジョン・ドルマヤンは次のように語っている。「率直に言って、2006年あたりで袂を分かつべきだったんだ。僕は活動を続けるべきだと思っていたし、もしサージがあの時バンドに在籍したいと思っていなかったなら、別の人物と活動をやるべきだったんだよ」

「誠実で、うまく行かせたいなら、そういうことになるからね。でも、バンドにとっては健全でないことを我慢しなければいけなくなってしまったんだよ」

ジョン・ドルマヤンは次のように続けている。「活動を続けて、別のシンガーでアルバムを1〜2枚作り続けたほうがよかったんじゃないかな。サージが戻りたかったら、その後迎えればいい。そのほうがよかったはずだよ。でも、僕らは15年とか、20年、待たされることになったんだ」

ジョン・ドルマヤンは「アルバムを作るために何度も集まろうとしたが、システム・オブ・ア・ダウンの品位を保つためにそうするのが難しいルールが導入された」と語っている。

「それで団結して合意することができなかったんだ」として彼は意見の相違はメンバー4人全員に責任があると述べている。「でも、バンドの大半のメンバーが同じことを考えていても、1人が違うことを考えたら、一つになって音楽を作るのは難しいんだよ」

先日、ジョン・ドルマヤンはシステム・オブ・ア・ダウンが音楽をリリースしてこなかったことは「いろんな努力をしている他の人たちへの侮辱」だと語っている。「僕らは成功を収め、才能があり、能力もあり、熱烈なファンベースもあり、3000万枚以上のアルバムを売り上げてきた。みんな求めているのに、僕らは出していないんだ」

「それをする能力があるのに、それをしないなんて最低な気分だよ。アーティストという観点から言えば、最悪だよね。自分を傷つけているんだ」

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