リゾは今年のグラミー賞授賞式でハリー・スタイルズが最優秀アルバム賞を受賞した時にアデルが出ていったという噂が嘘であることを証明している。
ハリー・スタイルズは現地時間2月5日に開催されたグラミー賞授賞式においてサード・アルバム『ハリーズ・ハウス』で最優秀アルバム賞を受賞している。ハリー・スタイルズは最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバム賞と最優秀アルバム技術賞(クラシック以外)も受賞しており、この日3つのグラミー賞を受賞している。
授賞式後、ソーシャル・メディアではアデルがハリー・スタイルズの最優秀アルバム賞受賞に納得していないように見られる動画が公開されていた。アデルはビヨンセの『ルネッサンス』が受賞すべきだと考えていたと言われている。
アデルは2017年にビヨンセを凌いで最優秀アルバム賞を受賞しており、受賞スピーチで『25』ではなく、ビヨンセの『レモネード』が受賞すべきだと語っていた。
そのため、アデルがハリー・スタイルズの受賞に拍手を贈らず、受賞スピーチ中に会場を出ていったという噂が広まっていた。
しかし、今回、リゾは噂を一蹴する動画をTikTokで公開しており、リゾとアデルはハリー・スタイルズの曲に合わせて歌い、歓声を上げながら彼の受賞を祝福している。
@lizzo 🥹
「叫んじゃった」とアデルはリゾに向けて語り、次のように冗談を飛ばしている。「何のために私を撮っているの?」
最優秀アルバム賞の受賞スピーチでハリー・スタイルズは「人生を通して何度もこの部門のアーティストに影響を受けてきた」と語っている。「1人でいる時はこのカテゴリーのあらゆる人たちを聴いています」
「自分のような人間にはこのようなことは滅多にありません。素敵なことです。本当にありがとう」ともハリー・スタイルズは語っており、この発言は裕福な白人男性である特権を見過ごしているという批判も呼んでいる。
一方、ビヨンセは今年最多となる4つのグラミー賞を受賞しており、32回目のグラミー賞を受賞して、史上最多のグラミー受賞者となっている。