ジョー・バイデン大統領はブルース・スプリングスティーンを含むアートやエンタテインメント分野での人物を称えるホワイト・ハウスで開催された式典で再選へと出馬する可能性について言及している。
ジョー・バイデン大統領は現地時間3月21日に国民芸術勲章の授与式に出席しており、ブルース・スプリングスティーンの他には作家のコルソン・ホワイトヘッド、歌手のグラディス・ナイト、コメディアンのミンディ・カリング、デザイナーのヴェラ・ウォンらが受賞している。
2度ピューリッツァー賞を受賞しているコルソン・ホワイトヘッドに賞を贈る際、ジョー・バイデン大統領は「一体、どうやってそんなことを成し遂げたんだい? すごく素晴らしいよ」と語った後、「私も2度目を狙っているんだ」と述べている。
ジョー・バイデン大統領は2024年の大統領選挙に出馬する意向を正式には発表していないが、今後数週間の内にどちらになるのか明らかになると見られている。
国民芸術勲章は「人文科学への理解を深め、歴史、文学、哲学、その他多くの分野で市民参加を広げた」人物に贈られる。「何より、あなたたちはその道の達人です」とジョー・バイデンは語っている。
ブルース・スプリングスティーンは「アメリカのソングブックへの並外れた貢献」を理由に国民芸術勲章が贈られている。ジョー・バイデンはブルース・スプリングスティーンについて『明日なき暴走』を参照しながら「走るために(出馬するために)生まれてきた人というのがいます」とも語っている。
「ブルース・スプリングスティーンは詩人にして、アメリカの暮らし、再生力、希望、夢を記録してきた人物であり、大統領自由勲章、20個のグラミー賞、アカデミー賞、トニー賞を受賞して、世代を越えた無数のファンから揺るぎない愛が寄せられています」とジョー・バイデン大統領は紹介している。
先日、ブルース・スプリングスティーンは6年ぶりとなるツアーをフロリダ州タンパ公演からスタートさせている。