コールドプレイのクリス・マーティンはステージに立つ準備をするために理学療法士のチームを用意していることを明かしている。
クリス・マーティンは10年前よりもスタジアム公演への準備をするのが難しくなったことを認め、ああした大きな会場で演奏する前にはサッカー選手が試合前に行うのと同じ準備をしなきゃいけないと冗談を飛ばしている。
クリス・マーティンは『デイリー・スター』紙に次のように語っている。「会場がスポーツと同じものになると、準備も同じものになるんだ」
「バーでやる時は僕は飲まないけど、他のメンバーは飲んでいるんだ」
「スタジアムでやる時は大きなサッカーの試合のような準備になる。筋肉面での問題も出てくるようになったんだ」
「歳を取ってきたから、引退したサッカー選手が今日の午後に試合をやらなきゃいけないと言われた時を想像してほしいね。ストレッチをして、身体を伸ばして、理学療法士に診てもらって、緩めていくんだ」
クリス・マーティンは自分と同様にビヨンセも膝の問題を抱えており、パフォーマンスに負担を感じていることに言及している。
「グラミー賞授賞式の後にビヨンセに会ったんだ。彼女は自分にとってヒーローだし、シスターでもあるんだけど、面白かったのはステージに上がる際に膝の問題があると言ったら、ビヨンセも『私もなの』と言っていたんだ。誰も言わないような同じ仕事の愚痴を抱えていたんだよ」
クリス・マーティンは自分は他のシンガーのようなパフォーマーにはなれていないが、自分自身を見せられていることには満足していると語っている。
「恥ずかしさや恐れなく、自分たちを出すことを学んできたんだ。ビヨンセやミック・ジャガーのようにステージで器用にはできないけど、自分を出すことは得意になったんだ」