10-FEETのアルバム『コリンズ』に収録される「深海魚」のMUSIC VIDEOが、母の日でもある今日、YouTubeオフィシャルチャンネルで公開された。
ボーカル/ギターのTAKUMAは昨年12月に「『深海魚』は映画『THE FIRST SLAM DUNK』のとある登場人物のエピソードに共感する部分があり、心を重ねる様に作りました。『SLAM』『ブラインドマン』も主題歌候補として作曲したものです。」とSNSに投稿していたが、今日、このMUSIC VIDEO公開に合わせてTAKUMAがコメントを公開、それが宮城リョータの母親・宮城カオルであることを初めて明かした。
「深海魚」の歌詞には、“ずっと昔に気づいていたわ あと少しだけ許して欲しいの 何度も何度も背けたのは あなたがとても似てたから”とも歌われており、映画を観た人には、カオルの心の内を想うと腑に落ちるところがあるかもしれない。MVでも、母娘の物語が描かれているので是非チェックしてみてみよう。
映画『THE FIRST SLAM DUNK』は5月1日に公開150日目を超えたロングランとなっているが、兼ねてよりファンから発売を望む声が多数寄せられていたオリジナルサウンドトラックが、公開から約半年を経て5月31日(水)に発売されることも発表されている。
オープニング主題歌The Birthday「LOVE ROCKETS」の映画バージョンやエンディング主題歌10-FEET「第ゼロ感」の映画バージョン のほか、武部聡志作曲の劇中音楽13曲、10-FEETのTAKUMA作曲の劇中音楽13曲など全29トラックが収録される。
ブックレットは音楽に対応した映画の印象的なシーン等全32Pを掲載し、改めて音楽から映画を振り返る楽しみができそうだ。
TAKUMAコメント
この曲はTHE FIRST SLAM DUNKの主人公 宮城リョータの母「宮城カオル」に心を重ねてかいた曲です。
主題歌/劇伴の制作中、カオルの気持ちを想像している時に衝動的に生まれました。
辛い事があってそれに引きずられながらも、社会の中で生きる人間として、母としての務めを果たそうと頑張るカオルは本当に立派だなと思います。