パブリック・イメージ・リミテッドは8年ぶり通算11作目となるニュー・アルバム『エンド・オブ・ワールド』の日本盤が8月11日にリリースされることが決定している。
今年4月にアルバムのリリース発表に合わせてジョン・ライドンが「中世のヴァイキングの叙事詩みたいなもの」と評する新曲“Penge”の音源が公開されている。
アルバムには1月に公開された“Hawaii”も収録される。ジョン・ライドンはこの曲について次のように語っている。「人生の旅路において最も大切にしてきた人物とつらい時期を経験しているすべての人に捧げるよ。最終的に愛はすべてを克服するという希望のメッセージでもある」
ジョン・ライドンの妻であるノラ・フォースターがアルツハイマー病との長い闘病生活の末に4月5日に亡くなっている。パブリック・イメージ・リミテッドは訃報について次のように述べている。「ノラ・フォースターは数年間にわたってアルツハイマー病を抱えて暮らしていました。その間、ジョン・ライドンはフルタイムで介護人としてやってきました。ジョンの悲しみを尊重して、そっとしてあげてください。安らかに、ノラ。ランボーとパブリック・イメージ・リミテッドの公式の全員からジョンにお悔やみを申し上げます」
新作『エンド・オブ・ワールド』は亡くなったノラ・フォースターに捧げられている。
ニュー・アルバム発売に合わせ、2012年発売の『ディス・イズ・PiL』、2015年発売の『ホワット・ザ・ワールド・ニーズ・ナウ…』の2タイトルも再発されることが決定している。また、『エンド・オブ・ワールド』公式Tシャツも同時発売される。
パブリック・イメージ・リミテッドは9月から10月にかけて38公演に及ぶヨーロッパ・ツアーを行うことも発表している。