Bjork&Rosalia、アイスランドにおける魚の養殖に反対する楽曲を公開

Bjork

ビョークとロザリアは“help fight fish farming in Iceland”という曲を公開している。

曲と共にビョークはこの曲の収益が「アイスランドにおける魚の養殖に対する反対活動に役立てられる」という声明を発表している。

“help fight fish farming in Iceland”の音源はこちらから。

ビョークは次のように述べている。「セイジスフィヨルズルの人々は魚の養殖に反対して抗議活動を行っています。この曲の売り上げを彼らの訴訟費用を援助するために寄付して、他の人々に対する模範になればと思います」

「アイスランドはヨーロッパでも最大の手付かずの自然があり、今でも夏には羊が山々を自由に歩き回っています。魚は湖や川、フィヨルドを自由に泳いでいます。なので、アイスランドとノルウェーの業者がフィヨルドの大部分で魚の養殖場を買い始めた時はショックで、この夏、大きな話題になりました。この10年間、彼らを止める規制もなく、なぜこのようなことができたのか理解できません」

ビョークは次のように続けている。「これは既に野生生物に壊滅的な影響を与えており、養殖された魚はひどい飼育環境に苦しんで多くが逃げ出し、アイスランドのサーモンにDNAで悪影響を与え始めており、最終的に絶滅へと繋がる可能性があります」

「北の野生のサーモンを守るチャンスはまだあります。私たちのグループは業者に養殖を撤回するよう求めています。自然を守るためにアイスランドの法制度に厳しい規制を設けることも支援したいと思います」

「国民の大多数はすでに私たちの意見に賛成しています。ですから、この抗議行動は国民の意思を私たちの支配体制に反映させるためのものなのです」

ビョークは『NME』に対して環境保護を支持し続けること、そして気候変動に挑む若者たちに希望を見出していることについて語っている。「Z世代は急進的で、環境が彼らにとって優先事項であることに安心しています。大賛成です。ニュースを読んでいても、そのほとんどは20年後にはどうでもよくなっているものばかりです。本当に重要なのは私たちが環境にどう対処するかということだけです」

先日、ビョークは幻想的なアニメーションによる“Victimhood”のミュージック・ビデオも公開されている。

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