ピンク・フロイドの元メンバーであるロジャー・ウォーターズと長年にわたって確執のあったデヴィッド・ギルモアはロジャー・ウォーターズが反ユダヤ主義であることを掘り下げるドキュメンタリーをフォロワーに勧めている。
デヴィッド・ギルモアはツイッターでキャンペーン・アゲインスト・アンチセミティズムが公開した『ザ・ダーク・サイド・オブ・ロジャー・ウォーターズ』というドキュメンタリー作品を紹介している。
ロジャー・ウォーターズは先日このドキュメンタリーについて公式サイトで「薄っぺらい見え透いたプロパガンダ」と批判していた。彼は「私を反ユダヤ主義者として描くために、異なる時、異なる文脈で私が言ったとされること、やったとされることを何の根拠もなく無差別に合わせている」とも述べている。
デヴィッド・ギルモアがツイッターで紹介した映像は、ロジャー・ウォーターズとかつてコラボレーションした2人の人物が仕事を振り返り、反ユダヤ的な発言をするのを目撃したとされる事例について語るものとなっている。
サックス奏者のノートバー・スタッチェルはBBCのジャーナリストのジョン・ウェアにロジャー・ウォーターズがユダヤ人の先祖を参照しながらステレオタイプな貧しいポーランド人女性の真似をした時のことを語っている。彼はまたレストランで「ユダヤ料理」を出された時にロジャー・ウォーターズが激怒した逸話も語っている。