ザ・リバティーンズは最新シングル“Run, Run, Run”のミュージック・ビデオが公開されている。
プレス・リリースによれば、ミュージック・ビデオは「『ダーク・マテリアルズ/黄金の羅針盤』への出演で知られるジェフ・ベル演じるタクシードライバーがレトロなベントレー・ターボで様々な客を乗せ、マーゲイトの歓楽街や飲み屋を回り、ギャンブルの借金を返したり、ビールを飲んだりしながら、日々の仕事に戻る」ものだという。
ミュージック・ビデオはこれまでラ・ルーやジェイムス・ブレイクと仕事をしてきたアレックス・ブラウンが監督しており、バンドのホテルであるアルビオン・ルームスにほど近いマーゲイトのクリフトンヴィルで撮影されている。
このミュージック・ビデオは2024年3月8日にリリースされる新作『オール・クワイエット・オン・ザ・イースタン・エスプラネイド』の収録曲に登場するキャラクターをマーゲイトで描くシリーズの第1弾となる。
カール・バラーは“Run, Run, Run”について新作に先立って今の自分たちについて「自己言及的」に述べたものだと語っている。
「この曲が希望の歌なのか、それとも恐怖の歌なのかを考えていたんだ」とカール・バラーは語っている。「でも、希望の歌だと思うよ。時代が移り変わっても、この人物は同じ場所に留まっていて、自分のなりわいをやり、時が経っても自分のままでいられる。悲しいことなのか、いいことなのか、分からないけどね」
アルバムのタイトルはバンドが所有するマーゲイトのホテル/スタジオ/レストラン/バーにちなんだもので、アルバム・ジャケットにも色あせた海辺の魅力の世界からドラマチックな登場人物たちが描かれている。
収録される11曲のソングライティング・クレジットは4人のメンバーで分けられており、『オール・クワイエット・オン・ザ・イースタン・エスプラネイド』はディミトリ・ティコヴォイのプロデュースで、2023年2月から3月の4週間でアルビオン・ルームスにてレコーディングされている。最終的な仕上げはフランスのノルマンディーにあるラ・フェルム・デュ・ゲシュタイン・スタジオで行われている。追加のプロダクションとミキシングはダン・グレチ・マルゲラットが担当している。