デフ・レパードとジャーニーは2024年にアメリカで大規模な共同ツアーを行うことが決定している。
デフ・レパードは現地時間12月7日にソーシャル・メディアで「サマー・スタジアム・ツアー2024」を行うことを発表している。ツアーは23都市を回るもので、7月6日のセントルイスのブッシュ・スタジアム公演から始まり、9月8日のデンヴァーのクアーズ・フィールド公演で締めくくられることになる。
共同ヘッドライナーのデフ・レパードとジャーニーに加え、ハート、チープ・トリック、スティーヴ・ミラー・バンドがサポート・アクトとしてそれぞれの公演に出演することが決定している。
チケットはツアーのサイトで会員登録することで事前販売へのアクセスが可能となり、事前販売は中部標準時12月12日午前10時から行われる。一般発売は12月15日に行われる。
「サマー・スタジアム・ツアー2024」に先立ってデフ・レパードはモトリー・クルーとの共同ヘッドライナー・ツアーを行っており、今年11月には来日公演も行われている。
ツアー中、デフ・レパードのドラマーであるリック・アレンはフロリダ州フォートローダーデールで暴行を受ける格好となっている。リック・アレンはホテルの外でタバコを吸っていたところ、とある人物が柱の陰から現れて、リック・アレンに突進し、彼を地面に押し倒したとされている。
事件後、19歳のマックス・エドワード・ハートリーが2件の暴行、4件の犯罪行動、「年配の障害を持つ大人への虐待」といった罪で逮捕されている。
リック・アレンはファンからの応援について感謝の気持ちを述べ、暴行を受けた時は妻のローレンは一緒にいなかったことを明かしている。「今は一緒にいて、安全な場所で回復に向けて取り組んでいます」
「関わった人全員が治ることに気持ちを注いでいます。混乱や衝撃から共感と思いやりへと移行しようとしている私たちの取り組みに加わっていただければと思います。こうした暴力行為が多くの人にとって誘発となりかねないことを理解しています」とリック・アレンは述べ、「世界各地のコミュニティにおけるファンや兵役経験者、救急隊員に思いを馳せている」と続けている。
一方、ジャーニーは確執のあるメンバーがツアー中の楽屋を警備するために元警察官を雇ったと報じられている。
ニール・ショーンとジョナサン・ケインは当時在籍中だった元メンバーのロス・ヴァロリーとスティーヴ・スミスを訴えて以降、関係が悪化している。2人が脱退した後、ニール・ショーンとジョナサン・ケインの関係は悪化している。
ニール・ショーンとジョナサン・ケインは様々な事で争っており、ジョナサン・ケインがドナルド・トランプ元大統領のマール・ア・ラーゴで演奏することにしたことや、ニール・ショーンがバンド所有のアメリカン・エクスプレスの企業カードを使えないことなどが問題となってきた。