オジー・オズボーンは新たなインタヴューでメタルというジャンルに区分されることへの見解を語っている。
オジー・オズボーンは2022年9月にリリースした最新作『ペイシェント・ナンバー9』が第65回グラミー賞で最優秀ロック・アルバム賞を受賞し、収録曲“Degradation Rules”が最優秀メタル・パフォーマンス賞を受賞している。
オジー・オズボーンは「メタル」というジャンルについて『スピン』誌のインタヴューで次のように語っている。「自分が『メタル』というレッテルを貼られることに納得がいったことは一度もないんだ。というのも、オジー・オズボーンはヘヴィだけれど、メタルと言われるバンドは本当にヘヴィだろ。それが同じカテゴリーに入れられてしまうんだ。特定のジャンルに分類されてしまうと、軽めのものだったり、アコースティックの曲だったり、自分のやりたいことをやるのがすごく難しくなるんだよ。昔は単にロック・ミュージックだった。今も単にロック・ミュージックなんだよ」
オジー・オズボーンは6月にもCNNのインタヴューで「ヘヴィ・メタル」というカテゴリーについて自身の見解を語っている。「自分に『ヘヴィ・メタル』という言葉を当てはめることはずっとできなかったことなんだ。音楽的に言って何も意味がないだろ。ヘヴィ・ロックなら分かるんだけどね」
オジー・オズボーンは「ヘヴィ・メタル」という言葉が使われてきた変遷についても言及している。「70年代はブルージーなもので、80年代はバブルガムみたいな髪とカラフルな服で、90年代はグランジっぽいものになった。『ブラック・サバスの作品が私に大きな影響を与えたんです』と言われたら『分かるよ』と言ってもいいんだけど、一体どこに影響を与えたんだ?と思うこともある。怒り狂った奴がマイクに向かって叫んでるものなんかもあるだろ」
先日、オジー・オズボーンは自分の余命は「あと10年」だと思うという悲観的な考えを明らかにしている。
オジー・オズボーンは死についての見解を語っており、「死ぬことを恐れていない」が、「長い期間にわたって痛みを伴う悲惨な体験はしたくない」と語っている。
オジー・オズボーンは妻のシャロン・オズボーンに最近ジョイントを吸ったことを伝えたとも語っている。「『何のためにそんなことをするの? 死んじゃうわよ』と言われたから、『どれぐらい生きていて欲しいんだ?』と言ったよ。最高でも、あと10年だからね。歳を取ると、時の流れが速くなる。シャロンとは結婚して41年目を最近迎えたんだ。それって信じられないよな」