スピルバーグをはじめ、オリジナル版で映画初出演にしてアカデミー賞®助演女優賞にノミネートされたオプラ・ウィンフリー、マイケル・ジャクソンなどをプロデュースし、オリジナル版でアカデミー賞®作曲賞と歌曲賞にノミネートされたクインシー・ジョーンズの製作総指揮のもと、新鋭ブリッツ・バザウーレが監督を務めた『カラーパープル』が、ワーナー・ブラザース配給により2月9日(金)より、ドルビーシネマを含む全国劇場で公開、オリジナル版、ミュージカル版、リメイク版のすべてに携わる音楽界の巨星クインシー・ジョーンズが、作品への思いを語るコメントを解禁。
クインシーは、「オフ・ザ・ウォール」や、史上最も売れたアルバム「スリラー」などを手がけ、マイケル・ジャクソンの育ての親としても知られる米音楽界最高峰のプロデューサー。オリジナル版製作時には、白人監督による映画化に難色を示した原作者アリス・ウォーカーをクインシーが説得し、スピルバーグの監督が実現した。逆に、黒人文化への敬意から演出にためらいがあったスピルバーグに対して、「『E.T.』を撮るために宇宙人になったか?」と声をかけたという逸話もある。
本作ではともに製作をつとめたスティーブン・スピルバーグは当時を振り返り、「クインシーなしではこの映画は成り立たなかった」と語っている。それから38年、三度目のプロデュースに臨んだクインシー・ジョーンズが、『カラーパープル』に魅せられた理由を熱く語った。
「これは、当時のアフリカ系アメリカ人の経験を描いたアメリカの物語です。正面から向き合わざるを得ない、重苦しいけれど大切な物語です。これほどパワフルなコンテンツから目を逸らすことはできません。一言で言うと、アリス・ウォーカーが書いたのは優れた本物の小説でした。登場人物たちの人生があまりにも美しい形で丁寧に描写されている作品なので、背を向けることはできませんでした。そういう作品だからこそ、本から、映画スクリーンから、そして舞台から人々の心に響いたし、今も響き続けているんです」と、1900年代からの数十年を綴った原作小説には、時を超えて、今を生きるすべての人々の感情に訴えかける魅力に満ちていると語っている。
スピルバーグ版、ブロードウェイ版の実力派キャストに、若き精鋭キャストが参加、さらにアリシア・キーズらもオリジナルの楽曲を提供するなど、クインシー・ジョーンズだからこそ実現した珠玉のミュージカル・シーンの数々を、是非、映画館の大スクリーンでご堪能いただきたい。
観る者の心を奮い立たせる力強いミュージカル『カラーパープル』は2月9日(金)ロードショー!
カラーパープル
製作:オプラ・ウィンフリー、スティーブン・スピルバーグ、スコット・サンダース、クインシー・ジョーンズ 監督:ブリッツ・バザウーレ 原作:アリス・ウォーカー
出演:ファンテイジア・バリーノ、タラジ・P・ヘンソン、ダニエル・ブルックス、コールマン・ドミンゴ、コーリー・ホーキンズ、H.E.R.、ハリー・ベイリー他
原題:Color Purple 配給:ワーナー・ブラザース映画 上映時間:141分 © 2023 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.
公式HP:colorpurple.jp