デイヴィッド・バーンはパラモアの“Hard Times”をカヴァーした音源が公開されている。
この音源はパラモアがトーキング・ヘッズの“Burning Down the House”をカヴァーした音源がB面に収録される形で超限定の12インチとして2024年のレコード・ストア・デイに発売されている。
このリリースは今年アメリカのレコード・ストア・デイのアンバサダーを務めるパラモアによって発表されており、パラモアはリミックス的アルバム『Re:ティズ・イズ・ホワイ』もアナログ盤で初めてレコード・ストア・デイにリリースされている。
“Hard Times”のカヴァー音源はこちらから。
このリリースについてデイヴィッド・バーンは次のようにツイートしている。「バンドから“Hard Times”はトーキング・ヘッズがインスピレーションだったと言われたんだ。それを知って、この素晴らしい楽曲をホーン・セクションと共に僕のヴァージョンをレコーディングしてみたんだ。楽しかったよ」
“Hard Times”はパラモアが2017年に発表したアルバム『アフター・ラフター』の1曲目に収録されている楽曲で、ヘイリー・ウィリアムスはデイヴィッド・バーンのカヴァーについて次のように述べている。「このヴァースの抑揚とトーンに影響を与えた人物が彼にしかできないやり方で歌ってくれたのを聴けるなんてクレイジーよね」
「トーキング・ヘッズと映画『ストップ・メイキング・センス』は『アフター・ラフター』の最高の瞬間にインスピレーションを与えてくれた。言うべきじゃないのは分かっているけれど、今もこの子は最もお気に入りの曲の一つであり続けている」
パラモアの“Burning Down The House”のカヴァーはトーキング・ヘッズのトリビュート・アルバム『エヴリワンズ・ゲッティング・インヴォルヴド』にも収録される。本作は『ストップ・メイキング・センス』4Kレストア版の上映を手掛けたA24によるプロジェクトで、16組のアーティストが16曲のトーキング・ヘッズの楽曲をカヴァーするものとなっている。