The Beatles、映画『Let It Be』修復版の日本版予告編映像が公開

ザ・ビートルズは1970年公開のドキュメンタリー映画『レット・イット・ビー』が修復されてディズニープラスで5月8日より配信されるが、その日本版予告編映像が公開されている。

https://youtu.be/ntHSfhwkZlk

マイケル・リンゼイ=ホッグが監督した『レット・イット・ビー』は54年前に初公開され、入手困難となり、かなりのブートレッグが出回ることとなった。映画はロンドンのトゥイッケナム・フィルム・スタジオで1969年1月に行われた通算12作目となる最後のアルバムの作曲とレコーディングを追ったものとなっている。

映画の後半ではバンドはサヴィル・ロウにあるアップル・コアの事務所に移動して、リハーサルと有名なルーフトップ・コンサートを行っており、このパフォーマンスはザ・ビートルズにとって最後のライヴとなっている。

映画『レット・イット・ビー』の未使用映像を使った2022年のドキュメンタリー『ザ・ビートルズ:ゲット・バック』と同じように映画監督のピーター・ジャクソンが最先端のデジタル技術を駆使して、55年前のフィルム・リールの映像を鮮明な現代のクオリティに修復している。

「長年の間、オリジナルのプリントはそれほど手入れされておらず、状態は良さそうに見えませんでした」とマイケル・リンゼイ=ホッグは『NME』に語っている。「ピーター・ジャクソンが参加してくれて、それは本当に有り難かったのですが、『レット・イット・ビー』で使われたオリジナルの映像は修復しなければなりませんでした。なので、『ゲット・バック』の公開後、『レット・イット・ビー』再公開のアイディアが持ち上がった時、多くの作業は既に終わっていたのです」

マイケル・リンゼイ=ホッグと撮影監督のアンソニー・リッチモンドは『レット・イット・ビー』の「映画的」魅力を修復後も残しておきたいと考え、映画のカットはそのままだが、『ゲット・バック』とは見え方を少し変えてもらうようにピーター・ジャクソンに依頼したという。「ピーター・ジャクソンはほぼ同時代的に見えるデジタルの見え方を選びました」とマイケル・リンゼイ=ホッグは語っている。ピーター・ジャクソンとマイケル・リンゼイ=ホッグが交わした会話から成る新しいイントロダクションもあるという。

『レット・イット・ビー』は1970年の解散前のザ・ビートルズによる最後の日々を追ったことで知られていて、密接にコラボレーションして楽しむ姿もありながら、バンド内の確執も描かれている。

有名なシーンの一つがジョージ・ハリスンとポール・マッカートニーがジョージ・ハリスンのギターを巡って言い合いになる場面となっている。『ゲット・バック』ではジョージ・ハリスンがバンドを脱退して、数日後に復帰する様子も描かれていた。

プレス・リリースでピーター・ジャクソンは次のように述べている。「マイケル・リンゼイ=ホッグの映画『レット・イット・ビー』が修復されて、数十年間にわたって観られなかった末に、やっと再公開されることに興奮しています」

「『ゲット・バック』のためにマイケル・リンゼイ=ホッグの未公開映像に手を付けることができたのは本当に幸運でした。ずっと『レット・イット・ビー』には完全な『ゲット・バック』のストーリーが必要だと思っていたのです。全3編にわたってマイケル・リンゼイ=ホッグとザ・ビートルズが画期的で斬新なドキュメンタリーを撮影するのを見せることができました。『レット・イット・ビー』はそんなドキュメンタリーなのです。1970年に映画として公開されました。今はそれを一つの壮大なストーリーとして考えていて、50年を経て、ようやく完成しました。2つのプロジェクトはお互いに補完して、高め合っています。『レット・イット・ビー』は『ゲット・バック』のクライマックスです。『ゲット・バック』は『レット・イット・ビー』の失われていた重要な文脈を見せるものです。マイケル・リンゼイ=ホッグは私が『ゲット・バック』を作っている時、常に親切に助けてくれました。オリジナルの映画が自らの言葉を語るべきなのは当然のことです。映像とサウンドは1970年の時よりも遥かによくなっています」

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