ノエル・ギャラガーはポール・ウェラーのキャリア全体を対象としたプレイリストが公開されている。
ノエル・ギャラガーはBBC 6ミュージックの依頼を受けてポール・ウェラーのお気に入りの曲をまとめたプレイリストを制作している。番組の説明文によれば、「ザ・ジャムから最近の作品まで、個人的な思い出、逸話、感慨に彩られたもの」になっているという。
「この番組はノエル・ギャラガーが『完全制覇期』と評する1979年のレインボー・シアターや1981年のゴールダーズ・グリーン・ヒッポドロームで収録されたザ・ジャムのライヴ音源も含まれています」
https://www.bbc.co.uk/programmes/m001yq65ポール・ウェラーはノエル・ギャラガーについてソロになって以降も「アンセムを書く」能力が素晴らしいとして『NME』のインタヴューで賛辞を口にしている。
「彼がソロでやっていることは全部好きなんだ」とポール・ウェラーは語っている。「彼がどれだけ素晴らしいソングライターかについては言うまでもないけどね。みんなが知っているわけだから。でも、僕としては彼はよりよくなっていると思うね」
「今の彼の曲は歌詞も含めて違った深みがあると思う。特に新しい作品はね。歌詞が好きなんだ。彼は自分ならではのものを作り上げたんだよ」
ギター、ベース、ドラムの演奏を褒めつつ、ポール・ウェラーはノエル・ギャラガーの音楽への「横好きな」アプローチを讃えている。
「最初の2枚のアルバムには素晴らしい曲があって、ビッグ・チューンもあるわけで、いわゆるアンセムの達人だよね。だって、アンセムを書くのは難しいわけでね。彼はそこについてよく分かってるんだよね」
先日、ノエル・ギャラガーはアコースティック・アルバムをリリースするという計画を棚上げしたことを明かしている。
今年1月、ノエル・ギャラガーは「ファンのために」全編アコースティックとなるアルバムを作っていると語っており、既に6曲を完成させていると述べていた。
しかし、ノエル・ギャラガーはその発言を翻している。「ところで、アコースティック・アルバムの件はやっぱり棚上げすることにしたんだ。これ以上はできなかったね。6曲はあったんだけど、アレンジとスローペースなところなんかに飽きてしまってね。そこで思ってしまったんだ。いいや、もう止めようってね」
「あまりに落ち込むんだよな。アコースティックの曲は静かで暗いから。挑戦的なロック・アルバムを作らないとダメだよな。それが俺のやることだ。みんな、申し訳ない。やってほしいと思っていた人には謝るよ」