Serj Tankian、観客として最も影響を受けたライヴについて語る

Serj Tankian

システム・オブ・ア・ダウンのフロントマンであるサージ・タンキアンは観客として観て、最も影響を受けたライヴについて語っている。

サージ・タンキアンは先日ニュー・シングル“A.F. Day”を公開しており、この曲は秋にギブソン・レコーズよりリリースされるソロEP『ファウンデーションズ』からのファースト・シングルとなっている。

今回、『モンスターズ、マッドネス&マジック』のインタヴューを受けたサージ・タンキアンは観客として観たライヴで最も「インパクトのあった」ものを訊かれている。

サージ・タンキアンは次のように語っている。「数は少ないけれど、最初に観たロック・コンサートは1984年のアイアン・メイデンだった。おそらく1984年だったと思う。当時のガールフレンドがアイアン・メイデンの大ファンだったんだけど、当時の自分はあまりロック・ミュージックを聴いていなかったんだ。マリファナも吸ったことがなかった。外でマリファナの匂いがしたのはあの時が初めてだった。学校では4.0の成績で、いい子だったんだよ。だから、すごいインパクトだった。なによりもそのタイミングがね。システム・オブ・ア・ダウンの音楽には馬の疾走感と言えるようなものがあるけれど、あれはアイアン・メイデンから影響を受けた。ロックの人はみんなアイアン・メイデンの影響を受けていると思う」

彼は次のように続けている。「あと、ロジャー・ウォーターズが『ウォール』を全編演奏するのを観たのは最近で、10年か、15年前くらいだったと思う。あれは素晴らしかった。パフォーマンス的な部分だよ。シアトリカルな要素が本当に素晴らしかったんだ。でも、ピンク・フロイドもずっと前に観たよ」

先日、サージ・タンキアンは回想録『ダウン・ウィズ・ザ・システム』でシステム・オブ・ア・ダウンからの脱退を申し出た後、新しいシンガーのオーディションが行われたことを明かしている。

彼は次のように述べている。「システム・オブ・ア・ダウンは幸運なことに音楽を売ったことによる印税があり、その収入はそれなりに安定していた。もし、その収入を使い果たしてしまったとしても、ツアーからの多額な小切手でその資金を補充することができた。ライヴをすることは世界一気前のいいATMを訪れるようなものだった」

「でも、覚えておいてほしいのは、お金を理由に決断を下すような人間にはなりたくないということだ。その必要がない立場にいることはとてつもない特権だと認識しているが、そもそもお金で決断しないことが私をその特権に導いたという事実を無視することはできない。私は予算内に収めることが得意だったので、ツアーの経済的な魅力があらゆるネガティヴなことを上回ることはなかった。音楽で妥協したことはないし、常にうまくいっていた。だとすれば、なぜ今始める必要があるのだろう?」

「2017年の終わりにかけて、マネージャーのビノのオフィスでバンドのミーティングが行われた。到着すると、議題に加えたい項目があると私は全員に伝えた。通常の業務上の議論を話し合った後、私の議題になった」

「『誰が私の餞別パーティを開いてくれるんだい?』と私は尋ねた。『司会をやりたい人はいるかい?』と言って少し笑ったが、真剣だった。『ツアーにはもう興味がないことがはっきりした。背中の痛みもあるし、もう僕のヴィジョンの中には入ってないんだ』ってね」

「『それに』と私は続けた。『みんなを引き止めておきたくないんだ。これはみんなの夢だろ。人生をかけてやってきたことだ。みんなにはその資格がある』ダロン、シャヴォ、ジョンを見たら、私の言ったことに衝撃を受けているのが分かった。『新しいシンガーを探すべきだと思うんだ』」

「長い間、システム・オブ・ア・ダウンとは私たち4人だった。一からキャリアを築き上げ、その中であらゆる闘いを一緒に乗り越えてきた。一人でも抜けたら、もう同じではいられない。その数年前、私は死ぬ以外の理由で誰かがバンドを脱退した場合、残されたメンバーはその人なしではバンド名を使えないという内容の法的文書を作成し、これを成文化しようとしたこともあった。他のみんなはそのアイディアに抵抗したが、私が当時バンドから抜ける道を探していたことを察して、バンドに別れを告げる準備ができていなかったからだろう。最初は私と同じようにシステム・オブ・ア・ダウンのことを考えていないことに苛立ったが、そのうちにそれはあまり重視しないことにした。3人をバンドメンバーではなく、親友として考えることにしたんだ」

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