ジューダス・プリーストはデビュー・アルバム『ロッカ・ローラ』を新しいミックスで再発することを計画している。
結成メンバーであるベーシストのイアン・ヒルは9月6日に『ロッカ・ローラ』がリリースから50周年を迎えることを受けて、再リリースに向けてミックスをし直していることを明かしている。ポッドキャスト『メルトダウン』に出演したイアン・ヒルは50周年を記念した再発について語っている。
「これだけの年月が経ったから、トム・アロムにもう一度エンジニアリングしてもらったんだ。マルチトラックのテープも驚くほどいい状態で、サウンドに変化を与えてくれたんだよ。より現代的にリミックスしたんだ。彼は素晴らしい仕事をしてくれたよ」
イアン・ヒルはこのリミックスがまもなくリリースされるとしている。「すぐにリリースされるよ。あと数週間しかないのは分かっているけど、彼はやり直してくれたんだ。再発されることになる。いいニュースだろ。必要なプロダクションをやり直してくれたんだ」
デビュー・アルバム『ロッカ・ローラ』は1974年9月6日にリリースされている。アルバムは“One for the Road”、“Rocka Rolla”、“Run of the Mill”といった曲で知られている。
ジューダス・プリーストの最新作は今年3月にリリースされた通算15作目のアルバム『インヴィンシブル・シールド』となっている。
先日、イアン・ヒルは約40年間にわたって「ヘヴィ・メタルは殺されそうになってきた」と語っている。
最新作『インヴィンシブル・シールド』のタイトルについてイアン・ヒルは次のように語っている。「長年にわたって僕らには多くの批判が寄せられてきた。思うに35年とか40年くらいにわたってヘヴィ・メタルは殺されそうになってきたんだよ。だから、分かってもらえると思うけど、常に体制との闘いみたいなものだったんだ」
イアン・ヒルはジューダス・プリーストがその中を「なんとか生き延びて、切り抜けてきたんだ」と締めくくっている。
ジューダス・プリーストは12月に来日公演を行うことが決定している。